石川の強豪・星稜で2年の2019秋から外野のレギュラーを獲得している花牟禮優(読み方は「はなむれ ゆう」)選手。
ホームランを打てる長打力と、広角にヒットを打てるミートセンスを兼ね備えた左の巧打者です。
2019秋の大会では主にリードオフマンとしてチームを牽引。星稜の4季連続での北信越大会優勝にも大きく貢献しました。
星稜の強力打線で切り込み隊長としてチームを引っ張る、花牟禮優選手について特集してきましょう。
目次
星稜・花牟禮優はホームランにも期待
バックスクリーンに叩き込む長打力
花牟禮優(読み方は「はなむれ ゆう」)選手の大きな魅力の1つとして、長打力は見逃せません。
身長170cm・体重68kgと大柄ではないものの、バックスクリーンに叩き込めるほどのパンチ力を持ったバッティングは迫力があります。
力任せにフルスイングしている感じでもなく、ヘッドを上手に走らせているなという印象ですね…!
香川県で行われた招待試合・四国学院大香川西戦では、右中間の一番深いところに2ランホームランを放ち、持ち前の長打力を見せ付けました。
星稜の林和成監督が「打線は明らかに、去年の同時期よりも上」とコメントを残している協力打線の中でも、重要な役割を担う左打者であることは間違いありません。
2019秋には1試合2発
長打力が魅力の1つである花牟禮優選手は、2019秋の北信越大会でも持ち前のバッティングを活かし、チームを優勝に導く活躍を見せました。
特に北信越大会決勝・日本航空石川戦では、二回にバックスクリーンへ特大の2ランホームランを放ったほか、六回にはこの日2本目となる右越え2ランホームランを放つなど、大車輪の活躍を見せています…!
令和元年北信越秋決勝
6回表 星稜高校
花牟禮がライト場外へ本日二本目のツーランを放つ pic.twitter.com/3IH5Sb5BJB— のぶちん (@nobu_89_) October 21, 2019
2019秋の時点で高校通算11本のホームランを放っていますが、今後もさらにホームラン数は伸びていくでしょうね!
ドラフト注目の四番・内山壮真選手はすでに高校通算30本のホームランを放っていますし、今後も星稜の強力打線からは目が離せません。
参考:内山壮真(星稜)はドラフト確定の逸材|俊足強打で小園超えなるか
星稜・花牟禮優の魅力は長打力だけじゃない
ホームランを打てるパンチ力だけでなく、広角にヒットを打つ器用さも兼ね備えている花牟禮優選手。
2019秋の石川大会と北信越大会では、強力な星稜打線のリードオフマンとしてヒットを量産し、多くのチャンスを演出しました。
星稜・花牟禮、中安 pic.twitter.com/nd71QQABbq
— しゅんみや (@koushienms) September 16, 2019
また花牟禮優選手は足が速いため内野安打もありますし、スピード面でも星稜の攻撃に厚みをもたらしていますね!
その俊足は外野の守備においても大きな武器になっていますから、荻原吟哉投手をはじめ投手陣としても非常に心強いでしょう。
花牟禮優選手は攻守に渡って星稜の中心選手となっていますし、この先の活躍からも目が離せません!
参考:荻原吟哉(星稜)は球速以上の存在感|中学全国制覇の次世代エース
花牟禮優は星稜打線に欠かせない好打者
2019秋の北信越大会決勝・日本航空石川戦での2本のホームランをはじめ、2019秋の神宮大会・明徳義塾戦でも2安打を放つなど、星稜打線に欠かせない打者となっている花牟禮優選手。
2019夏に星稜が甲子園で準優勝したときの先頭打者・東海林航介選手もそうでしたが、俊足で長打力も兼ね備えた打者は相手チームにとって大きな脅威となりますね…!
また花牟禮優選手は一発で試合の流れを変えられるパンチ力もありますし、2020世代の星稜を引っ張る存在の一人であることは間違いないでしょう。
今後のさらなる成長にも期待しつつ、全国区の選手としての躍動にも大いに期待していきたいと思います!
参考:東海林航介(星稜)はドラフト注目|出身中学では全国制覇の快足打者