北北海道の強豪・白樺学園で攻守に存在感を放つ川波瑛平(読み方は「かわなみ ようへい」)選手。
走攻守三拍子揃った外野手で、2019秋にはリードオフマンとして全道大会優勝に大きく貢献しました。
バックスクリーンに叩き込むパンチ力に加え、俊足も兼ね備えているだけに、ドラフト候補として甲子園を沸かせる実力は十分に秘めた選手ですね…!
道内トップクラスの外野手として期待がかかる、白樺学園の川波瑛平選手を特集してみました。
目次
白樺学園・川波瑛平はバッティングが凄い
抜群のバットコントロール
一番・レフトで白樺学園を牽引する右投げ左打ちの川波瑛平選手ですが、特筆すべきは優れた打撃センスです。
巧みなバットコントロールで広角にヒットを量産し、先頭打者として相手バッテリーの驚異的な存在なんですよね!
白樺学園 川波君 (登別西陵)三塁打で逆転🙌 お兄さんも白樺学園で夏甲子園へキャッチャーで行ってますね。 pic.twitter.com/NqN82Op5Yi
— とまりんこ (@123pyu) 2019年10月13日
変化球への柔軟な対応力に加えて選球眼の良さもありますから、出塁率の高さも見逃せません。
2019秋の北海道大会では140キロ超の本格派・田中楓基投手を擁する旭川実業に競り勝ちましたが、北北海道の覇権争いは今後も非常に楽しみです。
参考:田中楓基(旭川実業)の中学の球速は?北海道選抜の右腕はドラフトも注目
ホームランも打てる長打力
またミート力だけでなく、長打が期待できる点も川波瑛平選手の魅力です。
身長182cm・体重78kgの体格からのスイングは非常に鋭く、バネが強い印象を受けます。
甲子園出場を懸けた2019秋の北海道大会準決勝・札幌龍谷戦で、バックスクリーンに放り込んだホームランは圧巻でした…!
白樺川波くん吉田応援歌(境地バージョン)でホームラン!
川波くんってあの川波くんの? pic.twitter.com/TvavB0Nb6V— さとう (@tyaren_sato) 2019年10月12日
またこの試合ではホームランのほか、5打席で3つの四球を選ぶなど十分すぎるほど先頭打者の役割を示しましたね。
一目でわかる好打者だけに全国の舞台でもさらに知名度をアップさせるでしょうし、高校野球ファンにはぜひとも注目してほしい選手の一人です!
白樺学園・川波瑛平は俊足にも注目
一塁到達タイムは見もの
バッティングに注目が集まる一方で、川波瑛平選手は攻守に魅せるスピードも見逃せません。
一塁到達タイムは3秒87をマークしており、平凡な当たりを内野安打にしてしまう速さがあるんですよね…!
左中間を破った打球で三塁を陥れるなど、走力の高さも素晴らしいものを持っています。
白樺学園の川波くん、かっこええすな https://t.co/e75wUnNsx5 pic.twitter.com/MmmOiYKoEl
— ふねひ (@ffunehe) November 16, 2019
札幌大谷・佐野翔騎郎選手も俊足好打の外野手として注目を浴びていますが、川波瑛平選手も身体能力が高い外野手としてドラフト候補に挙がっても不思議ではありませんね!
参考:佐野翔騎郎(札幌大谷)は打撃センス抜群|全国上位の俊足も凄すぎる
外野での守備範囲も
また、川波瑛平選手の俊足ぶりは外野の守備でも光ります。
快足を活かした守備範囲の広さにも定評がありますから、その実力が全国的に知れ渡るのも時間の問題なのではないかと…!
白樺学園を引っ張る注目選手の一人として、北海道を代表するプレイヤーに成長してくれることに期待しています!
室蘭シニア出身の川波瑛平は兄も甲子園球児
非凡な野球センスを見せる川波瑛平選手は、中学時代には室蘭シニアに所属していました。
同じく室蘭シニアで中学時代をプレーした兄の川波俊也さんは、2015夏に白樺学園が甲子園に出場した際、捕手として活躍していた中心選手。
白樺学園は2020選抜甲子園の出場が当確ですし、兄弟揃っての甲子園出場は見事としか言いようがありませんよね…!
兄の俊也さんも北北海道大会の決勝で4安打を放って勝利を手繰り寄せていますし、川波瑛平選手の今後の活躍にも大いに期待したいものです。
エースで四番の片山楽生投手をはじめ、白樺学園の強力打線は抜群の破壊力を持っていますから、今後の躍進を楽しみに応援していきましょう。
参考:片山楽生(白樺学園)は中学で全国4強|球速だけじゃない二刀流に注目