2019秋から健大高崎でエースとして活躍するサウスポー・下慎之介投手。
130キロ台中盤の真っ直ぐと変化球のコンビネーションで、素晴らしいピッチングを披露しています。
打撃でもポテンシャルの高さを感じますし、これからの成長が楽しみな好投手ですね!
健大高崎を引っ張る存在としてドラフトへの期待も高まる、下慎之介投手を詳しく見ていきましょう。
ドラフト期待の健大高崎・下慎之介は球速も成長途上
中学時代には高崎ボーイズでプレーしていた下慎之介投手ですが、左腕から繰り出す真っ直ぐにはキレを感じます。
2019秋の時点で最速135キロをマークしていたストレートの体感は球速以上で、空振りを奪う場面も多く見られるんですよね。
健大高崎 下 pic.twitter.com/d4URG4C84c
— きゅーいち (@kyuichi46) 2019年10月20日
特に右打者のインコースに投げ込むクロスファイヤーは威力があり、2019秋の関東大会でもドラフト注目の東海大相模・西川僚祐選手を手玉に取っていました。
身長182cm・体重75kgの体格もこれから一回り大きくなるでしょうし、球速が140キロ台後半をマークするのは時間の問題かもしれません…!
2020夏を前に最速143キロをマークするなど球速もまだまだ成長の途中ですから、ドラフト注目の左腕として全国にその名前を轟かせてほしいものです。
参考:西川僚祐はドラフト確定の逸材|高校通算ホームラン記録は更新なるか
健大高崎・下慎之介は変化球のキレも抜群
質の高いストレートに加えて、下慎之介投手は変化球の良さも見逃せません。
球種はスライダーとカーブを軸に投球を組み立てていますが、いずれも精度が高く、特に120キロ前後のスライダーは決め球としてのキレがありますね!
下慎之介(高崎ボーイズ-健大高崎) pic.twitter.com/KKBr2B0iaR
— 知三郎 (@inukaichisaburo) 2019年10月22日
変化球でカウントを整えることも出来ますし、内外角を上手に使った投球術は相手打線としては非常に厄介でしょう。
またポンポンと投げ込んでいくリズムの良さに加えて、制球力の高さも兼ね備えているため、安定感の面でも申し分ない投手と言えます。
2021ドラフト期待の小澤周平選手が打線の中心として力を発揮している一方で、下慎之介投手の大黒柱としての活躍からは目が離せないですね…!
参考:小澤周平(健大高崎)はベイジュニア出身|ドラフト期待の打撃センス
下慎之介は健大高崎からドラフトに期待
エースとして活躍を見せている下慎之介投手ですが、攻撃面では打撃センスの良さも光ります。
2019秋の関東大会・常総学院戦でも左中間にタイムリー二塁打を放つなど、下位打線ながらバッティングでもポテンシャルの高さを見せつけているんですよね。
健大高崎
下くん戸丸くんのバッテリーセンバツつかみとれ pic.twitter.com/v0PbxUAi8z
— ゆうくん@県営の妖精 (@fukada_yu2) 2019年10月20日
戸澤昂平選手ら前チームの主力も残りますし、健大高崎は例年にも増して強いチームを作って来そうです。
下慎之介投手がドラフト候補として注目を浴びるような進化を遂げたため、健大高崎はチームとしても総合力がかなり高くなっているのではないでしょうか。
これから2020ドラフトにも注目しつつ、高校最後のシーズンでの活躍を追いかけていきましょう。
参考:戸澤昂平(健大高崎)は中学日本代表|攻守に全国区のセンス抜群打者