2020ドラフト投手

川瀬堅斗(大分商業)はドラフト注目|球速以上の凄みとスケール感

大分商業で1年夏からベンチ入りを果たし、注目を浴びていた川瀬堅斗(かわせ けんと)投手。

2015ドラフトでソフトバンクから指名を受けた川瀬晃選手を兄に持つことも有名ですが、最速147キロのストレートを投げ込む世代トップクラスの本格派右腕です。

多彩な球種とマウンド度胸も兼ね備えている大型右腕だけに、2020ドラフトでは高校生投手の上位になれる逸材でしょうね…!

エースでキャプテンと、大分商業で大黒柱として活躍する川瀬堅斗投手を特集してみました。

目次

川瀬堅斗の中学時代は湯布院ボーイズでエース

川瀬堅斗投手は大分市の出身で、軟式の賀来ヤンキースで野球を始めました。

賀来中学に進学してからは、野球では湯布院ボーイズに所属してエースの座に。

全国大会出場などの目立った実績こそないものの中学時代から真っ直ぐには力があり、本人も「中学から球速には自信があった」と話していますね!


高校1年夏には141キロをマークしていますし、中学時代から130キロ台のストレートを投げる本格派だったと見えます。

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大分商業・川瀬堅斗はドラフト注目の本格派

最速150キロ間近の大型右腕

川瀬堅斗投手の持ち味でまず注目なのはストレートで、2年生の2019夏時点で最速147キロをマークしています。

身長185cm・体重80kgの恵まれた体格から繰り出す真っ直ぐには抜群の球威があり、球速150キロの大台を突破するのも時間の問題かと見られていますね。


2020春のセンバツ甲子園に出場が決まれば、話題になる可能性が高い大型投手と言えるでしょう。

スケールの大きさにも期待

球速はもちろんのこと、マウンドでの投球から感じさせるスケールの大きさも川瀬堅斗投手の魅力の1つです。

体格に恵まれた投手だけに迫力満点で、今後の成長への期待感がものすごく高いんですよね…!


同世代の本格派では明石商業・中森俊介投手や智弁和歌山・小林樹斗投手らが注目を浴びていますが、川瀬堅斗投手も大分商業のエースとしてそこに割って入る投球に期待しています!

参考:中森俊介(明石商業)はドラフト注目|球速以上の完成度は世代随一

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大分商業・川瀬堅斗は変化球にも注目

ストレートの球威はもちろんのこと、川瀬堅斗投手は変化球にも強みがあります。

カーブ・スライダー・チェンジアップ・カットボールと球種も多彩で、特にブレーキの利いた110キロ前後のカーブは相手打者としては非常に厄介なボールでしょう。

相手打線がストレートを狙っていると察知して、変化球主体のピッチングに切り替える器用さも兼ね備えていますし、クレバーな投球も見逃せません。

これから制球力も更にアップすると手が付けられない投手になっていくでしょうね!

2019夏の大分大会でもドラフト期待の好投手・日本文理大付の翁長佳辰投手との投げ合いを制していますから、どこまで成長を遂げるのかが非常に楽しみです。

参考:翁長佳辰(日本文理大付)はドラフト注目|沖縄出身右腕は球速以外も凄い

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ドラフト注目・川瀬堅斗は精神的な強さも魅力

大分商業のエースとして期待が高まる川瀬堅斗投手は、2019秋の新チームからキャプテンも務めています。

エースでキャプテンという重責を自ら選んだ理由は「自分が引っ張らなければいけない」という責任感から。

早々からベンチ入りを果たしていた経験を、チームのために最大限活かしたかったということでしょうが、この辺りからも精神的な強さをひしひしと感じます。

2019秋の九州大会・大崎戦では延長10回を171球で完投するなど、ハートの強さも素晴らしいものを持っている投手ですね。

ただ1年だった2018秋には腰の疲労骨折も経験しており、ポテンシャルが高い投手だけに怪我だけは気を付けてほしいところ。

ドラフト注目の逸材として相手チームからの警戒も強まっていくと思いますが、そんな中でのピッチングにも注目して、応援していきましょう!

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