長野の強豪・上田西で1年秋からエースナンバーを背負っている阿部巧雅(あべ こうが)投手。
ストレートの球速が140キロを超える本格派で、2020ドラフトも楽しみな右腕です。
右投げ左打ちで投打にポテンシャルが高く、プレーの随所に素質を感じるんですよね…!
上田西を引っ張る存在としても期待がかかる、阿部巧雅選手を特集していきたいと思います。
目次
上田西・阿部巧雅は球速に注目の本格派
中学時代を上田市立第六中学の軟式野球部でプレーした阿部巧雅投手は、中学3年時に県大会3位の成績を残しました。
上田西へ入学後は1年夏の時点でベンチ入りを果たし、2018秋からはエースとしてチームを牽引。
県大会優勝、そして北信越大会のベスト4進出に大きく貢献しましたね!
その阿部巧雅投手の魅力は球速が140キロを超えるストレートで、2019夏の時点で最速144キロをマークしています。
高校野球長野大会4回戦
上田西-篠ノ井
上田西、阿部くんのボールはやっぱり速い pic.twitter.com/c9vbUw6KOB— ぶるとん (@02rl5x0HvsiTqnD) 2019年7月16日
2018冬からは肩痛にも悩まされていたものの、2年生になった2019夏から秋にかけての好投を見るに、見事な復活を果たしたと言えるでしょう。
身長178cm・体重72kgと体格的にもまだ完成とは言い難いですし、今後さらに球速が伸びてくるとドラフト注目右腕として名が知れ渡ることと思います!
上田西・阿部巧雅は速球以外の完成度も見もの
最速144キロのストレートには大いに期待したいものの、阿部巧雅投手の持ち味は真っ直ぐだけではありません。
キレのある変化球に加え、試合を作れる制球力も兼ね備えたピッチャーなんですよね!
鋭い変化を見せるスライダーは空振りを奪いたい場面で威力を発揮しますし、高い将来性を感じさせます。
6回表終了
工大福井1🆚8上田西ホームランの1失点のみに工大福井打線を抑える上田西の阿部くん pic.twitter.com/l9CEGxNr4v
— ゆうくん@県営の妖精 (@fukada_yu2) 2018年10月14日
2019夏の長野大会・長野戦では5回を投げて10個の三振を奪い、奪三振率の高さを見せつけました。
また1試合投げて四球は1つあるかどうかというコントロールも魅力で、大崩れしない安定感にも長けた投手とも言えます。
北信越の同世代では敦賀気比の145キロ右腕・笠島尚樹投手もドラフト期待と見られていますが、阿部巧雅投手のピッチングからも目が離せません。
参考:敦賀気比・笠島尚樹は球速以上に速い|ドラフト候補は変化球のキレも注目
ドラフト注目・阿部巧雅は打撃も上田西の武器
投手としての能力が高く評価されている一方で、阿部巧雅投手はバッティングにおいても非凡な才能を発揮しています。
打順も主にクリーンナップを任されていて、勝負強い打撃も見ものなんですよね…!
#上田西 堀籠くんがヒットで出塁、続けて阿部くん2ランホームラン!笑顔でベンチに戻ってくる姿が可愛いかった🙈❤️エースナンバーをつけて秋大にのぞむ一年生👍バッティングにも期待。 pic.twitter.com/7Skacj92un
— 杉原 妃奈 (@yku326) 2018年9月27日
1年時からホームランを放っているほか、変化球への対応などからも打撃センスの高さが伺えます。
2019ドラフト期待の菰野・岡林勇希投手も抜群の身体能力を活かして二刀流として注目を浴びていますし、阿部巧雅投手も投打に大きな可能性を示してくれることが楽しみです!
参考:岡林勇希(菰野)がドラフト注目の理由は球速以上の身体能力にある
上田西・阿部巧雅はドラフトにも期待したい
上田西で投打にわたる活躍をみせている阿部巧雅投手ですが、甲子園でぜひ観てみたい投手です。
2020ドラフト候補としても名前が上がってくるでしょうし、もう1ランク上の投手になれば指名される可能性は十分にあると思います。
同じく長野県でドラフト注目の飯山・常田唯斗投手との投げ合いも楽しみですね!
まず球速が140キロ後半まで伸びると変化球もさらに活きてきますから、今後のピッチングには期待して応援していきましょう。
参考:常田唯斗(飯山)がイケメンすぎる|ドラフト注目右腕は性格も最高だった