石川の強豪・日本航空石川で1年秋からベンチ入りしていた重吉翼(しげよし つばさ)投手。
1年の2017秋には石川県予選を勝ち抜き、翌春の甲子園出場を果たすなど、早くからその実力には注目が集まっていました。
球速150キロに迫るストレートと変化の鋭いスライダーを武器とした本格派右腕で、プロのスカウトからも評価されている投手なんですよね!
2019ドラフト候補として期待の日本航空石川・重吉翼投手について特集してみました。
目次
重吉翼の中学時代は京都ベアーズ出身
京都府京都市出身の重吉翼投手は、向島小学時代に軟式の少年野球チームで野球を始めました。
向島東中学へ進学後、野球では京都ベアーズに所属。チームの中心選手として京都予選を見事に勝ち抜き、チームを近畿大会出場に導きました…!
日本航空石川
重吉 翼 (#18 京都ベアーズ) pic.twitter.com/ocmtIfZ3P7— TANO (@teikyo_narasino) 2017年11月10日
高校1年時に球速は139キロをマークしていますから、中学時代から本格派としての才能を見せていたことが伺えますね!
日本航空石川・重吉翼はドラフト注目の右腕
150キロに迫る球速
日本航空石川でエースとして活躍した重吉翼投手の魅力として、まずは注目したいのが球速150キロに迫るストレートです。
身長183cm・体重84kgの恵まれた体格を誇る投手ですが、力みがなく腕を柔らかく使える投球フォームが印象的なんですよね。
最速148キロ右腕
日本航空石川重吉のストレート#高校野球 #石川大会 #日本航空石川 #重吉翼 #ドラフト候補2019 pic.twitter.com/KaXGXFlQMl— デラシ (@toshogear) 2019年7月21日
中学卒業時には70kg台前半だった体重も、食事やトレーニングに力を入れたことで高校入学から半年で9キロも増加しました。
身体が大きくなり球威が格段に上がった重吉翼投手は、2019春の石川大会で自己最速の148キロをマーク。
今後150キロを超えるストレートを投げる可能性は十分にありますし、石川大会で投げ合う機会がなかった奥川恭伸投手ともプロの世界で激突してほしいものです…!
参考:奥川恭伸が中学時代に見せた大器の片鱗|ドラフト注目右腕の根底にあるもの
精度が高い変化球
球速150キロに迫るストレートが大きな武器の重吉翼投手は、変化球の完成度にも定評があります。
球種はスライダー・カーブ・フォーク・チェンジアップと多彩ですし、何よりコントロールが非常に良いんですよね。
1学年下の超大型右腕・嘉手苅浩太投手と並んで、日本航空石川の投手力が高く評価されていたのも納得です。
航空石川・重吉、横浜相手に内角グイグイ 4失点も中村監督高評価「攻めた投球ができていた」 https://t.co/wV5j9HxcPx pic.twitter.com/eYFiVaEPyH
— スポーツ報知 (@SportsHochi) 2018年6月9日
その変化球の中で、特に注目したいのがスライダーとカーブの2種類。
スライダーはキレが抜群で、ストレートとのコンビネーションで投球の軸になっているボールですし、カーブは変化の大きさに加えて球速が110キロ台と緩急がつけられます。
こういった幅広い投球も重吉翼投手の持ち味の1つですから、ドラフトでの指名も楽しみにしていきたいですね!
参考:嘉手苅浩太(日本航空石川)は日本代表|ドラフト注目の超大型右腕
ドラフト注目・重吉翼はプロで観たい投手
日本航空石川・重吉翼投手の甲子園出場は2018春の1回のみと、現時点では全国的にさほど知名度は高くないかもしれません。
ただ、同じくドラフト注目の丹生・玉村昇悟投手ら、北信越には好投手が揃っていたんですよね…!
#高校野球
秋季北信越大会1回戦#日本航空石川
200 002 000 =4
000 000 000 =0#高岡商パンフレットからの登録変更で直前にベンチ入りした航空石川の1年生右腕・重吉翼投手が圧巻の2安打完封(死球1)。しかも6回までは無安打。恐れ入りました!!! pic.twitter.com/I8VKwXrIpp
— 松倉 雄太 (@matsukun1) 2017年10月14日
星稜・奥川投手に注目が集まる一方で、重吉翼投手も全国区の投手として甲子園で観たかった一人です。
体格も良くまだまだ成長が期待できる逸材ですし、ぜひプロの世界で飛躍してほしいですね!
プロ志望届を提出した重吉翼投手のドラフトにも注目しつつ、今後の活躍を追い掛けていきたいと思います。
参考:玉村昇悟(丹生)の中学の球速は?ドラフト左腕は奪三振で新記録