高知の名門・明徳義塾で攻守に存在感を見せる古澤怜大(読み方は「ふるさわ れお」)選手。
右投げ右打ちの俊足選手は、一番・センターで中心選手としてチームを引っ張るプレイヤーです。
走攻守に能力が高いだけでなく気迫も感じさせるプレーで、2019夏の甲子園での活躍も楽しみですね!
馬淵史郎監督もキーマンとして名前を挙げる、明徳義塾の古澤怜大選手を特集してみました。
目次
明徳義塾・古澤怜大の攻撃力に注目
ミート力の高さ
明徳義塾のリードオフマンとして打席に立つ古澤怜大選手は、右打席でのミートの上手さが光ります。
2019夏の高知大会では打率が3割を切るなど本調子ではなかったものの、甲子園初戦ではヒットも記録しており調子が上向いてきていますね。
元々バッティングの良さには定評がある選手ですし、高松商・香川卓摩投手らと選ばれた四国選抜ではオーストラリア遠征も経験しています。
影響力のあるバッターだけに、この選手が乗ってくると明徳義塾は強いですね!
参考:香川卓摩(高松商)はドラフト注目|中学から四国屈指の左腕は抜群のキレ
俊足を活かした積極的な走塁
また古澤怜大選手の持ち味は積極的な走塁にもあります。
50メートル6秒1の俊足を活かしてどんどん仕掛けてきますし、盗塁でもチームに流れを呼び込むことができるバッターなんです…!
打球への判断やモーションを盗むセンスなども含め走塁も素晴らしいものがありますから、塁上での動きにも注目したい選手ですね。
そつのない明徳義塾の野球を体現する選手とも言える古澤怜大選手ですから、智弁和歌山戦でも黒川史陽主将とのリードオフマン対決には注目です!
参考:智弁和歌山・黒川史陽は中学でも関西一|ドラフト注目主将は野茂ジャパン
古澤怜大は守備でも強肩で明徳義塾を支える
俊足を活かした守備範囲の広さも高く評価されている古澤怜大選手。
守備力の高さも兼ね備えた選手ですが、遠投100メートルの強肩は目を見張るものがあります。
選手権高知大会
優勝 明徳義塾
古澤怜大 pic.twitter.com/aIfiuJH4KC— tsubasa(ただの明徳義塾ファン) (@tsu_mtgk_wi) 2019年7月28日
センターからの返球においては何度も納得いくまで練習を繰り返してきたとのことで、低い軌道でキャッチャーに届くバックホームも見逃せません。
高知大会の準決勝・岡豊戦でも難しい打球に素早く反応してファインプレーを見せましたし、センターのポジションにいながら中心選手であることがひしひしと伝わってくる選手ですね!
古澤怜大が背負う2018夏の悔しさ
明徳義塾の中心選手に成長した古澤怜大選手ですが、2018夏に経験した悔しさが根底にあることも見落とせません。
2018夏に明徳義塾は決勝で高知商に敗れ、8年連続で出場していた甲子園を逃がしたんですよね。
このとき先輩たちからチームを引っ張る選手になるようにエールをもらったとのことで、先頭打者で見せる気迫と存在感はそんな経験も大きく影響しているように感じます。
今度は米崎薫暉選手ら下級生を自分が引っ張る番ですね!
明徳義塾で新しい歴史を刻むリードオフマンが最後の夏にどんな活躍を見せるのか。楽しみに追いかけていきたいと思います。
参考:米崎薫暉(明徳義塾)はセンス抜群|中学ではショートで四番の逸材