津田学園の主砲としてチームを引っ張る前川夏輝(まえがわ なつき)選手。
弟の智弁学園の1年生四番・前川右京選手との甲子園での兄弟対決にも期待がかかりますが、勝負強いバッティングを見せる右の強打者なんですよね!
2019夏の甲子園、津田学園の躍進には四番の活躍が不可欠になります。
強打に注目が集まる津田学園の前川夏輝選手を特集してみました。
目次
津田学園・前川夏輝の注目ポイント
2018秋に3戦連続ホームラン
津田学園の四番に座る前川夏輝選手ですが、まず注目すべきはその打撃センスです。
ホームランもある強打者で、2018秋の近畿大会には3戦連続のホームランを記録しているんですよね!
身長178cm・体重85kgのどっしりとした体格から見せるスイングは鋭く、甲子園の戦いでも長打には大いに期待したいところ。
ちなみに前川夏輝選手は、2019夏の三重大会でも2本のホームランを記録しています。
甘く入るとスタンドに叩き込む力は十分に持っていますから、津田学園の主砲が見せるバッティングはぜひ楽しみにしましょう。
チャンスでの勝負強さ
長打力に加えて前川夏輝選手のバッティングで見ものなのが勝負強さです。
得点圏にランナーを置いた場面にめっぽう強く、三重大会でもチームトップの8打点を叩き出しました。
三重大会決勝
海星2ー1津田学園
津田学園が4番前川のライト前タイムリーで1点を返し一点差に!#高校野球三重大会 pic.twitter.com/QlazNQzSNv— すんすん@星空の護り人 (@N_Yuuki1211) 2019年7月28日
投げてはドラフト注目の前佑囲斗投手が光る一方で、打線の中心は間違いなく前川夏輝選手と言えるでしょう。
参考:前佑囲斗(津田学園)がドラフトで注目される理由は球速以外にあると思う
津田学園・前川夏輝は右方向へ運ぶ打撃技術も
2019三重大会で放ったヒットの半数で長打を記録した津田学園の前川夏輝選手。
甲子園初戦の静岡戦でもレフトへの二塁打を放つなど強打が光りますが、右方向への打球にも注目したいバッターです。
右中間にもホームランを打てますし、広角へ放つ打球の伸びが素晴らしいんですよね!
2018 秋季 高校野球 東海大会
準決勝
1回裏 津田学園 4番前川の右中間スタンドに飛び込むスリーランホームランで先制‼️
拳を突き上げた‼️
凄い、よく伸びました‼️津田学園 3 対 0 中京大中京 pic.twitter.com/Z8kE8yaUIv
— 野球好き伊坂 (@tehano21) 2018年10月27日
しっかりとボールを引き付けて打てるあたりもスイングスピードの速さを感じますし、好投手との対戦でどんな対応力を見せるかも非常に楽しみです。
履正社との対戦では左の清水大成投手・ 右の岩崎峻典投手と本格派との対戦になりますから、前川夏輝選手のバッティングは津田学園の勝利に大きく影響するでしょう。
主砲として、どんな戦いを見せるかに注目していきたいと思います。
参考:岩崎峻典(履正社)の奪三振に注目|ドラフト注目右腕は球速だけじゃない
弟・前川右京は智弁学園の四番
弟の前川右京選手が智弁学園で1年生ながら四番を務めていることも話題になっていますが、この兄弟は非常に仲が良いことでも有名です。
年末年始などは練習を共に行うそうで、夏輝選手は弟のバッティングに関するアドバイスを送るなど理想的な関係にも感じます。
「弟は昔から凄かった」と語るあたりも、すごく素敵ですよね…!
弟の右京選手はこれから全国区のスラッガーとして成長するかと思いますが、高校最後の夏、前川夏輝選手が見せる活躍を楽しみにしていきたいと思います。
参考:前川右京(智弁学園)がホームラン量産|プロ注目の兄弟スラッガー対決は