<2019ドラフト>

東妻純平(智弁和歌山)にはドラフト以上に期待したいことがある

1年だった2017夏からベンチ入りを果たし、智弁和歌山の中心選手としてマスクをかぶってきた東妻純平(あづま じゅんぺい)選手。

高校球界トップクラスでプロ顔負けの強肩を誇り、2019秋のドラフト指名は確定的とも言われる実力の持ち主です。

ただ、智弁和歌山では決して順風満帆ではなく、悔しい想いもたくさんしてきたキャッチャーなんですよね。

そんな背景も踏まえ、高校最後の夏に臨む東妻純平選手について特集してみました。

 

智弁和歌山・東妻純平がドラフト確定と言われる理由

プロ顔負けの二塁送球タイム

ドラフト注目の東妻純平選手ですが、まず強みとして挙げられるのが強肩でしょう。

二塁送球タイムは最速1.84とプロ顔負けのタイムを誇り、扇の要として絶大な存在感を示します。

身長172cm・体重74kgとやや小柄ながら、遠投125メートルを投げる地肩の強さは天性のものがありますね!

少しでもリードが大きくなると矢のような送球が飛んできますから、塁に出たランナーもかなりプレッシャーを感じることは間違いありません。

星稜・山瀬慎之助捕手と並んで高校トップレベルの強肩は一見の価値アリと言えるでしょう…!

フットワークの良さ

強肩ぶりに加えて、東妻純平選手の強みはフットワークの良さにもあります。

上半身だけで力任せなスローイングをするのではなく、しっかりと体重移動を意識していることが見えるんですよね。

そのためより安定した送球が可能になり、以前にも増して正確な位置にコントロールできるようになりました。

この辺りは中学時代までショートを守っていたことも大きく影響していますね!

高嶋仁・前監督からキャッチャーへのコンバートを勧められて高校からマスクをかぶっているものの、内野手として活躍していたことが今に活きています。

50メートル6秒3と俊敏性も兼ね備えていますから、プロのスカウトに高い評価を受けていることも納得です。

守備面では優れたリードを見せる近江・有馬諒捕手がピカ一と言われていますが、負けじと自分の強みを磨いていってほしいですね。

参考:近江・有馬諒がドラフト確定と言われる理由は目に見えない力にある

高校通算ホームランは30本間近

キャッチャーとしての強肩ぶりが光る東妻純平選手は、バッティングにも定評があります。

2019春のセンバツ甲子園では四番としてホームランも放っていますし、鋭いスイングも素晴らしいものを持っています。

2019夏までに高校通算28本のホームランを記録するなど、バットでもチームに貢献してきた選手なんですよね!

打てる強肩捕手はプロでも永遠の課題とも言えるので、ドラフトではどのチームから指名があるか楽しみです。

ただ東妻純平選手は「自分はホームランバッターではない」と、ホームランよりも打点に意欲を示していますから、チャンスでの勝負強さにも注目していきたいところ。

黒川史陽主将をはじめ強打者が並ぶ智弁和歌山打線ですが、東妻純平選手のバッティングにも期待していきましょう。

参考:智弁和歌山・黒川史陽は中学でも関西一|ドラフト注目主将は野茂ジャパン

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東妻純平はドラフトで兄弟バッテリーなるか

智弁和歌山の東妻純平選手は、兄弟にも注目されることが多い選手です。

2018年にロッテからドラフト2位指名を受けた東妻勇輔投手は実の兄だけに、当然と言えば当然なのですが…!


ちなみに東妻勇輔投手は身長172cmと大柄ではないものの、最速155キロを投げる本格派。

兄弟揃ってとんでもない強肩を誇っているのは本当に凄いことですよね。

もし東妻純平選手がドラフトでロッテに入団すれば、兄弟バッテリーとしても話題になることは必至です。

プロで兄とバッテリーを組むことに東妻純平選手本人も意欲を見せているため、ロッテの指名選手は非常に気になります…!

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最後の夏で智弁和歌山・東妻純平に期待したいこと

四番を打っていた意地

ドラフトに期待がかかる東妻純平選手ですが、別の意味でも最後の夏に注目しています。

現在、智弁和歌山打線の四番には1年生の徳丸天晴選手が座っていますが、春のセンバツでは東妻純平選手が四番を務めていました。

打線として機能していますし、当然ながら四番でなければダメという話でもありません。

ただ、少なからず四番を譲る悔しさもあったはずなんですよね。

夏の戦いは持っている実力はもちろんのこと、3年生の精神力が大いに勝敗を左右するものです。

だからこそ東妻純平選手にはぜひ、打席でも意地を見せてほしいなと…!

個人的にはさほど打順は気にしないタイプなのですが、この戦いには注目していきたいと思います。

参考:智弁和歌山・徳丸天晴は中学通算22発|一年で四番は15年ぶりの快挙

あの悔しさも最後の夏のために

東妻純平選手は1年生の頃から注目していますが、印象的だったのは何と言っても2019春の近畿大会・智弁学園との一戦です。

この智弁対決は智弁和歌山がリードしながら満塁ホームランを浴びるなど、7対9で落としました。

連続四球からの失点にしびれを切らした中谷仁監督は、東妻純平選手を途中で交代させたんですよね。

公式戦で初めて、です。

さすがにこの事態には球場からも驚きの声が挙がっていましたが、未だに忘れないのが東妻純平選手が見せたベンチでの姿です。

ベンチでも監督から厳しい言葉を投げられたように見えましたが、この交代が悔しくないわけがありません。

その上でしっかりと戦況を見つめる姿勢には目頭が熱くなりました。

この試合は東妻純平選手、そして夏の頂点を目指す智弁和歌山にとって大きなターニングポイントになったのではと感じます。

すべては高校最後の夏のために。

東妻純平選手が見せる高校での集大成に期待して、応援していきたいと思います。

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