2020秋の静岡大会で62年ぶりの4強入りを果たすなど、注目選手が揃っている三島南。
高校通算のホームラン数にも注目が集まっている前田銀治選手を中心とした打撃と堅守が魅力のチームです。
この記事では、そんな三島南の2021メンバーから注目選手をピックアップしていきましょう。
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目次
三島南の2021メンバーの注目選手【投手】
三島南の2021メンバーですが、まずは投手陣の注目選手を見ていきましょう。
投手の1人目は、2020秋の大会で1年生ながらエースナンバーを託された植松麟之介投手。
驚くようなスピードこそないものの、癖のあるストレートとカーブを巧みに使った投球術に定評のあるピッチャーです。
2020秋の静岡大会・準々決勝では強豪・静岡高校を相手に9回6安打1失点で完投勝利も上げていましたし、全国の舞台でも持ち味をいかした投球に期待がかかります。
また投手でもう一人注目したいのが、主に外野手で出場している前田銀治選手です。
身長182cm・体重88kgの恵まれた体格から最速140キロ前後の速球を投げ込む本格派で、スライダー・カーブ・チェンジアップなどの変化球も操ります。
一方の打撃でも2020秋の大会ではチームトップの3割6分4厘の打率を記録したほか、高校通算18本のホームランを放っている長打力も見逃せません。
投打に高いポテンシャルを誇る選手ですし、これから三島南を引っ張る中心メンバーとして大いに期待です!
三島南の2021メンバーの注目選手【野手】
捕手の注目選手
続いて三島南の2021メンバーから、野手陣の注目選手を挙げていきます。
捕手の注目は、2020秋の大会で1年生ながら正捕手を務めた深瀨涼太選手。
エースの植松麟之介投手とは中学時代からバッテリーを組み、三島南でも息の合った配球でチームの静岡大会ベスト4に大きく貢献していました。
打撃でも主に二番を任され、2020秋の静岡大会準々決勝・静岡高戦では、先制のスクイズと適時打で2打点を挙げる活躍を見せました。
攻守に三島南のカギを握る選手であることは間違いないですし、甲子園でも深瀨涼太選手のプレーからは目が離せません。
内野手の注目選手
次は三島南の2021メンバーから内野手の紹介ですが、一人目の注目は四番を務める小堂湧貴選手です。
2020秋の大会ではチーム最多の10打点を挙げるなど、中軸として活躍を見せていました。
身長171cm・体重90kgのがっちりした体格をいかしたパワフルなスイングが大きな魅力ですし、勝負強さと長打力に期待のスラッガーです。
また内野手では、2020秋の大会で1年生ながらショートのレギュラーを掴んだ深瀬暖人選手の存在も見もの。
守備では軽快なフットワークと安定感のある守備で内野陣を引っ張り、打撃でも六番打者として勝負強さを発揮。
2020秋の静岡大会2回戦・浜名戦では、決勝の2点タイムリー二塁打を放ち、勝利に貢献していました。
攻守にセンスの光るプレーを見せていますし、今後の成長も非常に楽しみなメンバーですね!
外野手の注目選手
最後は三島南の2021メンバーから、外野手の注目選手を見ていきましょう。
外野手でまず注目したいのは、リードオフマンとして打線を牽引する斎藤崇晃選手です。
積極的なバッティングが売りの左打者で、50メートル6秒0の俊足も大きな武器になっています。
2020秋の静岡大会準々決勝・静岡高戦では決勝打を含む2安打1打点の活躍を見せていましたし、斎藤崇晃選手の出塁がチームに勢いをもたらすことでしょう。
続いて、2020秋の大会ではクリーンナップの五番を務めた冨岡創選手も注目です。
身長180cm・体重78kgの恵まれた体格をいかしたバッティングに期待が集まる右のスラッガーで、2020秋の静岡大会3位決定戦・加藤学園でも二塁打を放つなど存在感を発揮。
三島南の稲木恵介監督も「大きな体を打撃に生かしてほしい」と期待を寄せているバッターですから、甲子園ではホームランにも期待したいですね!
三島南の2021メンバーは強打に期待
2020秋の静岡大会でベスト4入りを果たし、21世紀枠でのセンバツ出場を掴んだ三島南。
植松麟之介投手と深瀨涼太選手の中学からバッテリーを組んでいる二人の活躍には注目ですし、投手では前田銀治選手のポテンシャルも見逃せないですね。
三島南の2021メンバーは打撃面で大きな可能性を秘めた選手が多いため、甲子園での経験で一回り大きくなってくれることにも期待したいところ。
高校野球ファンを沸かせるプレーにも注目しつつ、三島南の躍進にも期待していきましょう!
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