熊本の名門・熊本工業で大型遊撃手として光る才能を発揮している森翔太郎(もり しょうたろう)選手。
広角に強い打球を飛ばせる打撃センスと、チャンスでの勝負強さに注目の左打者です。
八代シニア出身の中学時代から定評があった守備力も魅力で、将来性を見込んですでにプロのスカウトからもマークされているんですよね…!
熊本屈指の内野手として2020ドラフト指名にも期待がかかる、熊本工業の森翔太郎選手を特集していきましょう。
目次
ドラフト期待の森翔太郎は打撃センス抜群
左右へ打ち分けるミート力
熊本工業の中心で活躍する森翔太郎選手の魅力は、何といっても広角に打ち分ける打撃センスが挙げられます。
身長181cm・体重82kgの鍛えられた体格で左打席に立つと、いかにも打ちそうな風格がありますね!
2020夏 熊本工 ④番 森 翔太郎くん pic.twitter.com/NgFYJcQaJB
— ・・・。 (@aromastage) July 19, 2020
コースに逆らわないバッティングを見せる一方でスイングスピードも速く、しっかりと振り切るスタイルで片手でも十分な飛距離が出せるところも森翔太郎選手ならでは。
対応力も高い打者のため、打席内ではカウントが悪い状況でもどこか余裕が感じられるバッターです。
高校2年時からクリーンナップを打つ強打者でしたが、3年になり体がさらに一回り大きくなっていて楽しみな存在ですね!
高校通算ホームランは?
熊本工業の森翔太郎選手は高い打撃センスでヒットを量産していますが、高校通算ホームラン数は10本と意外に多くないことに気づきます。
パンチ力もありますし30本以上は打ってそうな打者ですが、これは打撃スタイルによるところが大きいですね!
しっかりと芯で捕らえられるミート力で、ライナー性の打球が多いことは一目瞭然。
ヒットの延長でホームランになっているような打者のため、スラッガーというよりもしっかり打率を残せる点がストロングポイントとも言えるでしょう。
熊本工業・森翔太郎は勝負強さでもドラフト注目
森翔太郎選手は優れたミート力に加えて、ここ一番の勝負強さを兼ね備えている点も大きな魅力です。
2019夏には甲子園出場を果たしていますが、予選から甲子園までの全7試合連続でヒットを打っていましたね!
熊本工
森くん反撃タイムリー✨ pic.twitter.com/n2EDjQIeub— ゆうくん@県営の妖精 (@fukada_yu2) August 10, 2019
勝負強く結果を残し続けるバッターのため、2020夏の熊本大会でプロ6球団のスカウトが視察に訪れたのも納得。
今年はアピールする機会が少ないながらも、大村工業・作本想真選手らと共に九州のドラフトを沸かせてくれそうです…!
森翔太郎選手は特にプロ入りのタイミングに希望はないと話していますが、2020夏にもチャンスに強い打撃を見せればドラフトも十分ありえる選手であることは間違いありません。
参考:作本想真(大村工業)はドラフト期待|ホームランに注目の逸材は二刀流
熊本工業・森翔太郎は高い守備力も
熊本工業打線を牽引する森翔太郎選手の魅力は、バッティングだけでなく守備力の高さにも定評がある選手です。
中学の八代シニア時代からショートのポジションで守備力には定評がありましたが、その守備力は高校入学後も磨かれ、広い守備範囲でスローイングも正確。
ハンドリングや一歩目の判断なども長けており、守備面での安定感も見逃せません。
熊本工業では主にサードを守っていますが、大型内野手としてもプロのスカウトを唸らせる存在でしょう。
社会人野球の強豪でプレーしていた父親とキャッチボールをしたのが原点と話しており、幼少期から基礎ができていたことが分かりますね!
森翔太郎は熊本工業からドラフトなるか
森翔太郎選手は攻守においてポテンシャルが高い選手で、2020ドラフト指名への期待も膨らみます。
2019年には九州選抜のメンバーに選出されて台湾遠征も経験していますし、注目度でいえば九州トップクラスの打者の一人であるだけに楽しみですね!
同じく熊本のドラフト候補である九州学院・牛島希選手らとの競演はぜひ観てみたいところ。
目標はプロ野球選手になることと明確ですし、高校最後の夏で目標にどこまで近づけるかは注目です。
熊本工業で打線の核となる森翔太郎選手の活躍を、この先も追いかけていきましょう!
参考:牛島希(九州学院)はドラフト期待|ホームランも注目の俊足強打