長崎の大村工業で1年の2018年夏からベンチ入りを果たし、活躍していた作本想真(さくもと そうま)選手。
高校通算30本超のホームランを量産しており、スケールの大きなプレーでドラフト候補としても話題になっています。
常にフルスイングできる迫力のある打撃に加えて、投手でも球速140キロ超のストレートを投げ込む右腕なんですよね…!
2020ドラフトでの指名にも期待が膨らむ、大村工業の作本想真選手を特集していきましょう。
目次
大村工業・作本想真の高校通算ホームランは?
ドラフト候補に名乗りをあげている作本想真選手は、やはりホームランが打てるバッティングが魅力です。
2020夏を前に高校通算32本のホームランをマークしており、長打力はピカイチなんですよね!
身長188cm・体重88kgの恵まれた体格から、外国人選手のようなフルスイングで驚愕の飛距離を生み出します。
大村工 作本想真 3ランホームラン pic.twitter.com/7d3OZovvqb
— ラフィット (@Lafittebird) July 13, 2020
2019夏までは10本程度のホームラン数だったものの、試行錯誤して打力アップに取り組んできた結果、現在は30本オーバーですからまさに量産体制ですよね…!
高校最後の夏でも豪快なホームランを放っており、大村工業から九州屈指のスラッガーとして今後も話題になることは間違いありません。
ドラフト期待の作本想真は広角への長打も
大村工業の作本想真選手は高校通算30本超のホームランもさることながら、広角に長打が打てる打撃センスも優れています。
軸がブレないバッティングで、右方向への打球も非常に力強いのが印象的ですね!
単にホームラン数だけでなく「センターにホームランを打てる打者になる」と課題を明確に練習してきた結果が、身を結び出してきているのではないでしょうか…!
大村工業 作本
えぐい一発でした。 pic.twitter.com/RuejO2kzrK
— 元野球小僧 (@koukou_yakyu3) July 13, 2020
体幹を鍛えるためにトランポリンを使ったトレーニングや、昼休みにも筋力トレーニングを欠かさず行うなど意識の高さも素晴らしいものがあります。
また常にクラスで5本の指に入る学力を持つなど、頭がキレるあたりも高評価。
思考力もプレーに反映させられる逸材ですから、九州学院の牛島希選手らと共に九州からドラフトを沸かせてくれる選手と言えるでしょう。
参考:牛島希(九州学院)はドラフト期待|ホームランも注目の俊足強打
大村工業・作本想真は投手での球速も注目
大村工業・作本想真選手は打者で突出した才能を見せている一方で、投手としてのポテンシャルも兼ね備えているのが驚きです。
球速140キロ台のストレートに加え、スライダー・チェンジアップを織り交ぜたピッチングで勝負する右腕。
ストレートでどんどん押していくピッチングは見ていてワクワクしますし、その強気な性格もプロ向きといえるでしょう。
制球力や変化球の精度がさらに伸びていけば、投手としても十分プロを狙える逸材ではないでしょうか…!
作本想真選手自身も最速150キロ後半のストレートを目標としており、憧れていると話す大谷翔平選手のように二刀流を貫いていってほしいと思える選手です。
作本想真は大村工業からのドラフトに期待
作本想真選手は投打に高い将来性をもった選手だけに、2020ドラフト指名への期待が膨らみます。
野球人としてだけではなく人間性も優れたプレイヤーのため、プロの世界でも芽を出していくのではないでしょうか…!
大村工業の作本の進路は注目だなぁ。
体格にも恵まれてるし今後の伸び代も充分。最近力をつけている五島も古豪 清峰を撃破して2回戦進出!
— ケイ (@ken12190627) July 13, 2020
まだ全国的な知名度こそ高くないもののポテンシャルの高さは高校トップクラスですし、2020夏でアピールできれば大村工業からのドラフト上位指名もあるのではと期待してしまいますね!
スケールの大きなプレーで魅せてくれる選手だけに、鳴門渦潮の剛腕・仁木登真選手らと並んで作本想真選手のドラフトには大いに注目していきましょう!
参考:仁木登真(鳴門渦潮)はドラフト期待|球速と飛距離に注目の二刀流