北北海道の強豪・クラーク記念国際で本格派右腕として注目を集める浦崎翔(読み方は「うらさき かける」)投手。
スタミナ・馬力のある投球スタイルは競輪選手である父親譲りとも言われていて、どっしりとした体格から最速140キロを超えるストレートを軸にドラフトが楽しみなピッチャーです。
この記事では北北海道屈指の本格派、クラーク記念国際の浦崎翔投手を特集していきましょう。
目次
浦崎翔の中学時代は札幌中央シニア出身
浦崎翔投手は小学時代は主に捕手のポジションで活躍していましたが、中学時代から本格的に投手としての道を歩み始めました。
札幌中央シニアに所属してから才能が開花するまでに時間はかからず、中学2年時から主戦で活躍する投手に。
中学時代に球速133キロをマークしており、当時からバッターに向かっていく強気な姿勢が変わらないところも良いですね!
クラーク記念国際への入学後も浦崎翔投手は、北北海道屈指の本格派として注目を浴びています。
クラーク記念国際・浦崎翔はドラフト期待の本格派
最速140キロ超
クラーク記念国際で期待がかかる浦崎翔投手は、伸びのあるストレートを武器としたピッチングが持ち味の投手です。
身長178cm・体重80kgのがっちりとした体格で軸足にしっかりと体重を乗せ、下半身から力が伝わる投球フォーム。右腕の使い方もしなやかで柔らかく、下半身主体で腕が後からついてくるため出どころが見にくいのも特徴的ですね!
クラーク主戦 浦崎
ここまで最速141キロ。体も大きく、力で押すタイプか。 pic.twitter.com/wzkjs3PjBn— Dad.らいらい (@babelargedad) July 15, 2019
高校でも最速144キロをマークしていますが、2020夏には140キロ台後半から球速150キロの大台も十分にありえるでしょう…!
球速だけでなく重そうなストレートを投げるため、クラーク記念国際の試合は北海道の高校野球ファンからも注目度が高くなっています。
スタミナも抜群
また浦崎翔投手は魅力のあるストレートにくわえて、1試合を軽く投げ抜けるスタミナも素晴らしい投手です。
2019夏の北北海道大会では連投が続いたものの、試合後に「まだ投げたいくらい」と話すほど体力に自信があるんですよね!
試合終盤でも馬力のあるピッチングで、ほとんど球威が衰えないのも浦崎翔投手ならではの強みと言えるでしょう。
南北海道では駒大苫小牧・北嶋洸太投手が底なしのスタミナで注目を浴びていますが、同じドラフト候補として北海道の高校野球を盛り上げてくれる右腕です…!
参考:駒大苫小牧・北嶋洸太はドラフト注目|球速だけじゃない右腕の魅力
クラーク記念国際・浦崎翔の球速はまだ伸びる
クラーク記念国際の浦崎翔投手は球速140キロ台中盤をマークしていますが、まだまだ球速が伸びていきそうな点も見逃せません。
体格的にも伸びしろを感じさせますし、球速150キロの大台も十分に狙える投手に化けそうな印象を受けます…!
浦崎翔 投手 クラーク記念国際 右投右打#クラーク記念国際#北北海道#2020年ドラフト候補 pic.twitter.com/MdSpg00Ofq
— 球音 (@kyuonbaseball) October 18, 2019
またキレのあるスライダーとのコンビネーションも抜群で、奪三振率が高いのも浦崎翔投手のピッチングの特徴といえるでしょう。
甲子園まであと一歩のところで敗れた悔しさも糧になっているでしょうから、クラーク記念国際での最後の夏にも大いに注目していきたいですね!
ドラフト期待の浦崎翔は父が競輪選手
クラーク記念国際・浦崎翔投手は北海道屈指の本格派右腕として2020ドラフト指名に期待がかかります。
全国的な知名度こそ高くないものの北海道では注目を集めてきた投手で、ポテンシャルの高さはピカイチだけに今後が楽しみな選手です。
また父親の貴史さんが競輪選手ということでアスリート一家。馬力を生かしたピッチングで、ドラフトにも食い込んでくれることに期待せずにはいられません。
ドラフト候補で白樺学園の147キロ右腕・片山楽生投手らとの激突も楽しみにしつつ、これからも北の大地のスターとなっていくであろう、クラーク記念国際の浦崎翔投手を応援していきましょう!
参考:片山楽生(白樺学園)はドラフト期待|球速以上の逸材は中学で全国4強