横浜商業で1年の2018夏からベンチ入りを果たし、主力で活躍している笹川吉康(ささがわ よしやす)選手。
193cmの長身を生かしたパンチ力と広角に打てるバッティングに加え、高い身体能力でも注目を集めています。
投手でも球速140キロに迫るストレートを武器に、2018夏から公式戦デビューしていた逸材です。
将来性も高い評価を受けている2020ドラフト候補、横浜商業の笹川吉康選手を特集していきましょう。
目次
横浜商業・笹川吉康の高校通算ホームランは?
左投げ左打ちの笹川吉康選手は中学時代、硬式野球の強豪・中本牧シニアの主軸で活躍していました。
横浜商業でも1年の2018夏からベンチ入りを果たし、秋からセンターのレギュラーを獲得していましたが、やはりホームランを打てるパンチ力は大きな魅力です。
2020夏を前に高校通算28本のホームランを放っていて、力強いスイングでホームランを量産していますね!
笹川吉康 横浜商2年
横浜商では1年秋よりセンターのレギュラーを獲得し、1番or3番打者を務め、豪快なスイングで2年冬までに高校通算28ホーマー。192㎝の長身左腕としても練習試合では大阪偕星学園を完封、健大高崎を3回無失点に抑えるなど力をつけてきている。#本日の選手紹介 pic.twitter.com/PDdR5jdzhU— ぶるーたす (@bluamabase) January 23, 2020
また2年の2019夏には主に三番・センターでクリーンナップの一角を担い、打率4割7分4厘・ホームラン1本・11打点の活躍を見せました。
高校最後の2020夏も横浜商業の打線を牽引するメンバーですから、笹川吉康選手の豪快なホームランに期待せずにはいられません…!
ドラフト期待の笹川吉康は広角に長打も
ホームランを打てるパンチ力だけでなく、広角に長打が打てるのも笹川吉康選手の強みです。
ライトへ引っ張るだけでなくレフト方向へもライナー性の鋭い打球を放ち、外野の間を抜く長打を多く記録しているんですよね。
身長193cm・体重83kgと体格的には細身に映るものの、高校入学時は68kgだったことを考慮すると着実に身体が大きくなっている点も見逃せません。
同じくドラフト候補である日大藤沢・牧原巧汰選手らと共に、神奈川の高校野球を盛り上げてくれるでしょうね…!
大物になるポテンシャルを秘めているスラッガーですから、2020夏の神奈川大会でも大いに期待していきましょう。
参考:牧原巧汰(日大藤沢)はドラフト注目|ホームランも期待の強肩強打
横浜商業・笹川吉康はドラフト級の身体能力
俊足も魅力
高校通算30本に迫るホームランを放つ一方で、笹川吉康選手は俊足も魅力です。
193cmの長身を生かした大きなストライドで、50メートルは6秒2をマーク。長打が増えるのも納得の選手ですよね…!
2019夏の大会でも初戦の県立旭高校戦で2盗塁を決めるなど、積極的な走塁でチームに貢献した一方、外野の守備でも守備範囲の広さに定評があります。
投手を務める笹川吉康選手は強肩でも注目ですし、スケールの大きな選手として将来が非常に楽しみですね!
投手では球速140キロ
ちなみに横浜商業で注目を集める笹川吉康選手は、投手でも球速140キロに迫るストレートを投げるなど高い能力を発揮します。
主な球種はスライダーとカーブで、速球を軸にしたピッチングを持ち味にしているサウスポー。
練習試合では強豪・大阪偕星を完封したほか、2019秋の明治神宮大会準優勝の健大高崎との練習試合でも3回無失点の好投を見せました。
インタビューでは「両方やりたいです。どっちも好きなので。いつか160キロを」と語るなど、二刀流への意欲も覗かせているため今後の動向にも注目です!
笹川吉康は横浜商業からドラフトへ
高校通算ホームランでも注目を集め、抜群の打撃センスで2020ドラフトにも期待がかかる笹川吉康選手。
身長193cmの恵まれた体格でスケールの大きさを感じますし、左のスラッガーとしてまだまだ進化は続くでしょう。
ずば抜けたポテンシャルの持ち主だけに、2020ドラフトに向けて複数球団が視察に訪れているのも納得。
同じく二刀流で注目の東海大相模・山村崇嘉選手に負けじと、高校最後の夏でも躍動してほしいところですね!
大きな可能性を感じさせる選手ですから、神奈川大会での活躍とともにドラフトにも期待して、今後の笹川吉康選手の進路についても注目していきましょう!
参考:東海大相模・山村崇嘉はドラフト注目|中学時代は二刀流でも全国屈指