愛媛の強豪・済美で1年の2018年から試合に出場していた山田響(やまだ ひびき)選手。
高校通算ホームラン30本目前の強打者で、驚異的なスイングスピードで見事な放物線を描く右の強打者です。
バッティング以外に身体能力も非常に高く、高卒でのプロ入りも現実味を帯びてきている選手といえるでしょう。
将来性の高さから2020ドラフト指名への期待が膨らむ、済美の山田響選手を特集していきましょう。
目次
済美・山田響の高校通算ホームランは?
四国屈指の強打者としてスカウトから熱い視線が注がれている山田響選手。
身長171cm・体重75kgと大柄ではないものの、しっかり鍛えられた筋肉質な体格は一目見ただけでわかります。どっしりとした太ももが目に焼き付いて離れません。
2020春の時点で高校通算ホームランは29本に上っており、インパクトの強さは目を見張るものがありますね…!
高校野球ファンなら誰もが知っている強豪・済美高校で1年夏からホームランを打っている実績は見事のひと言。
常にフルスイングできる思い切りの良さも持ち味のひとつで、性格的にもプロに向いているのではないでしょうか…!
ドラフト期待の山田響はスイングスピードに注目
山田響選手がホームランを量産できる要因として、驚異のスイングスピードがあることは見逃せません。
スイングスピードは150キロをマークしており、その鋭いスイングから放たれる打球の飛距離は済美の中矢太監督も「こんな選手はみたことがない」と話すほど。
済美の歴代選手のなかでも異彩を放つ選手というのは驚きですよね…!
試合を観戦していると、スイングスピードと打球音がほかの選手と全然違うことに気づきます。
そのスイングスピードを生かしてポイントは後ろ目であるため、逆方向への打球も強烈なのが印象的なバッターです。
また以前は左足を上げていたのに対し、現在はノーステップのような打撃フォームに挑戦しているとのこと。
観音寺一・田中大貴選手らと並んで、四国のドラフトを盛り上げてくれることは間違いないでしょう!
参考:田中大貴(観音寺一)はドラフト期待|ホームランも注目の俊足強打
済美・山田響は身体能力もドラフト級
山田響選手は飛距離やスイングスピードに加えて、身体能力の高さも見ものです。
50メートルは6秒フラットで駆け抜ける俊足を持っていますし、その脚力を生かした守備範囲の広さが特徴的な選手ですね!
肩の強さも十分ですし、走攻守三拍子揃った選手として上のレベルでもやっていけるのではないでしょうか。
済美・山田響ファインプレー!#済美 pic.twitter.com/yfAFKA3JTT
— マツ (@baseball632) August 20, 2018
外野のポジションに加えてセカンドにも挑戦しており、内野手としてはまだ荒削りではあるものの将来が楽しみですね!
高校最後の夏、済美の躍進に欠かせない選手だけに攻守で山田響選手のプレーには大いに注目していきましょう。
山田響は済美からドラフトなるか
山田響選手はそのポテンシャルの高さから、2020ドラフト指名に期待がかかる選手であることは間違いありません。
守備力に課題は残るものの打撃センスが素晴らしく、プロのスカウトも確実にチェックしておきたい選手でしょう。
四国では全国トップクラスの俊足を誇る明徳義塾・奥野翔琉選手がドラフトに近いと言われていますが、済美の山田響選手も打席での期待感は群を抜いています。
公式戦でのホームランが多く勝負強さが光るバッターだけに、済美の躍進と共に猛アピールを見せてくれることに期待しています!
参考:奥野翔琉(明徳義塾)はドラフト期待|ずば抜けた俊足を誇る注目株