2020ドラフト投手

隼瀬一樹(伊香)はドラフト期待|球速は中学時代から飛躍的にアップ

滋賀の古豪・伊香で1年の2018秋からベンチ入りしている隼瀬一樹(はやせ かずき)投手。

最速140キロを超えるストレートと鋭いスライダーを武器とする、ドラフト注目の本格派右腕です。

2019秋の滋賀大会でも、滋賀県の強豪を相手に好投を見せ、伊香をベスト4に導きましたね!

1987年以来の甲子園出場に期待のかかる伊香のエース・隼瀬一樹投手について特集していきましょう。

目次

隼瀬一樹は出身の湖北中学では軟式でプレー

右投げ左打ちの隼瀬一樹投手は、小学2年から地元の軟式少年野球チーム・朝日スポーツ少年団で野球を始めました。

長浜市立湖北中学校に進学後は、ボーイズやシニアではなく湖北中学の軟式野球部に所属。

その湖北中学でもエースとして活躍し、3年時にはチームを近畿大会出場に導きました。

近畿大会に出場したことで強豪校からもスカウトがあったそうですが、地元の高校で父・大典さんの母校でもある伊香に進学。

実は父の大典さんは、伊香高校が1987年に春夏連続甲子園出場した時の野球部員でしたが、甲子園ではベンチ入りを逃しています。

父が出場できなかった甲子園を懸けた戦いも見逃せませんね!

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伊香・隼瀬一樹はドラフト注目の右腕

球速140キロ超のストレート

隼瀬一樹投手の一番の武器は、何と言っても球速140キロを超える力のあるストレートでしょう。

身長178cm・体重78キロとバランスのとれた体格から、足を高く上げる躍動感のあるフォームで力のあるボールを投げ込んできます。

2019秋の滋賀県大会準決勝・近江戦では、11回裏2アウトまでを無失点に抑える力投を見せましたね!

最後は二死二塁から味方のエラーもありサヨナラ負けを喫したものの、近江打線を相手にロースコアの試合を展開したピッチングは見事でした。

同じくドラフト注目の土田龍空選手を擁する近江は滋賀でのライバルとなりますし、2020年の戦いにも大いに注目していきたいところです。

参考:近江・土田龍空はドラフト注目|守備力の高さは高校ナンバーワン

球速以上にノビも凄い

伊香・隼瀬一樹投手のストレートは球速だけでなく、ボールの質も素晴らしいものを持っています。

2019秋の滋賀大会でも打者がボールの下を空振りするシーンをよく目にしましたし、球速以上に速さを感じさせる投手ですね!

また2019冬には滋賀県選抜にも選出され、オーストラリア遠征も経験しました。

オーストラリア遠征の前に行われた龍谷大との試合では、中軸からストレートで三振を奪うなど、ストレートの質の高さは証明済み。

隼瀬一樹投手自身も「球のノビには自信がある」とインタビューで語っていますし、智弁和歌山・小林樹斗投手らドラフト注目投手との投げ合いを甲子園で観たいですね…!

参考:小林樹斗(智弁和歌山)は球速の伸びが異質|ドラフト注目の怪物右腕

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ドラフト注目の伊香・隼瀬一樹は球速の伸び方も話題

2019秋には球速140キロ超えのストレートを投げている隼瀬一樹投手ですが、中学時代の最速は120キロ台でした。

中学時代と比較すると20キロ以上も球速がアップしていますから、高校で目覚しい成長を遂げていますよね…!

他の強豪校と違い部員が少なく、丁寧な指導を受けられたことも、高校での急成長の要因として挙げられます。

これから更に身体も出来てくると思いますし、将来性の観点でも非常に楽しみな投手だけに、2020ドラフトにも期待しつつ、隼瀬一樹投手のこれからを追い掛けていきたいと思います。

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