各地区での試合に神宮大会と2019秋の戦いが終わり、高校野球ファンの興味は2020春の選抜高校野球に移っています。
当確となっている高校がある一方で選考次第の側面も残されており、甲子園の出場校がどのような顔触れになるのかは非常に楽しみですね!
出場校は2020年1月24日(金)に決定しますが、この記事では出場校予想をしていきたいと思います!
現時点で決定している日程も記載しますので、併せて参考にしていただけたら幸いです。
参考:2020選抜高校野球の優勝候補は?予想と出場校の注目選手を紹介
目次
2020選抜高校野球の日程|組み合わせ抽選会はいつ?
まず2020春の選抜高校野球大会の日程について、期間は3月19日(木)~31日(火)の13日間となります。
組み合わせ抽選会は3月13日(金)を予定。
1週間で500球の球数制限なども話題になっていますが、2020春の甲子園からは休養日も増えました。
・準々決勝翌日
・準決勝翌日
上記2つの日程が休養日となり、大会終盤での連戦は幾分緩和されましたね。
日程が決まり次第、チケットをとる高校野球ファンも多いでしょうから、組み合わせ抽選も非常に楽しみです!
2020選抜高校野球の出場校予想【当確チーム】
2020選抜高校野球の出場校について、各地区を制した高校など現時点で当確と見られているチームをはじめに紹介していきましょう。
言い方を変えると、出場校の選考に注目が集まる地区は4つに絞られますので、そちらの予想については後述しますね!
2020選抜高校野球大会への出場が当確となっている23校は以下の通りです。
北海道地区の出場校予想 | 白樺学園(優勝) |
---|---|
東北地区の出場校予想 | 仙台育英(優勝) |
鶴岡東(準優勝) | |
関東地区の出場校予想 | 健大高崎(優勝) |
山梨学院(準優勝) | |
東海大相模(ベスト4) | |
桐生第一(ベスト4) | |
東京地区の出場校予想 | 国士舘(優勝) |
東海地区の出場校予想 | 中京大中京(優勝) |
県岐阜商(準優勝) | |
北信越地区の出場校予想 | 星稜(優勝) |
近畿地区の出場校予想 | 天理(優勝) |
大阪桐蔭(準優勝) | |
智弁学園(ベスト4) | |
履正社(ベスト4) | |
中国地区の出場校予想 | 倉敷商(優勝) |
鳥取城北(準優勝) | |
四国地区の出場校予想 | 明徳義塾(優勝) |
尽誠学園(準優勝) | |
九州地区の出場校予想 | 明豊(優勝) |
大分商(準優勝) | |
創成館(ベスト4) | |
鹿児島城西(ベスト4) |
ここまででに挙がった23校は、2020選抜高校野球大会への出場が当確となっています。
現時点ではあくまで出場校予想ですが、とはいえ各地区大会での上位チームになりますし、よほどのことがない限りは間違いないでしょう。
そして上記を除いて残りの出場校は「9校」となりますので、予想を進めてまいります!
2020選抜高校野球の出場校予想|選考はどうなる?
まず2020選抜高校野球大会の出場が当確となっているチームを記載しましたが、残りの出場校の内訳は以下の通りです。
・関東&東京(1)
・北信越(1)
・近畿(2)
・中国&四国(1)
・21世紀枠(3)
・明治神宮枠(1)
21世紀枠と明治神宮枠の予想に関しては別記事にまとめますので、この記事では残りの5校について出場校予想をしていきたいと思います。
関東&東京地区の出場校予想(1枠)
まず関東地区と東京地区に残された1枠ですが、候補になるチームは以下と予想します。
・花咲徳栄(埼玉1位、関東ベスト8)
・西武台(埼玉2位、関東ベスト8)
・帝京(東京準優勝)
関東大会のベスト8には習志野と桐光学園も残ったものの、
習志野×東海大相模(6対12)
桐光学園×桐生第一(4対10)
といずれも得点差が開いたため、残り1枠の出場権を獲得するのは上記3校のいずれかでしょう。
また東京地区の準優勝・帝京が優勢かと思っていたのですが、決勝では国士舘に0対6の完封負けを喫して黄信号。
関東大会から選んだ2校の準々決勝の戦績が
花咲徳栄×山梨学院(1対2)
西武台×健大高崎(2対3)
といずれも僅差のため、帝京を差し置いて選出される可能性が高いのではないかと見ます。
西武台も非常に力のあるチームなので甲子園でも観たい気持ちはあるのですが…
埼玉大会での成績を考慮し、花咲徳栄の出場を予想します。
参考:高校野球2019【秋の関東大会】見どころと注目選手・組み合わせまとめ
北信越地区の出場校予想(1枠)
北信越にも星稜に続く1枠が残されており、候補は以下の3校と見られています。
・日本航空石川(石川2位、北信越準優勝)
・佐久長聖(長野2位、北信越ベスト4)
・北越(新潟1位、北信越ベスト4)
この結果だけ見ると日本航空石川が優勢に感じるのですが、星稜との決勝戦が1対19と大差での敗戦だったんですよね。ちなみに石川大会の決勝でも2対16で敗れています。
とはいえ準々決勝で福井1位の敦賀気比、準決勝では新潟1位の北越を下しているため、やはり大半の予想では日本航空石川が優勢と見られていますね!
佐久長聖×星稜(3対10)
北越×日本航空石川(1対9)
石川から2校が出場するのも選考的にはやや懸念されるかと思いますが、準決勝2試合の結果からも、佐久長聖と北越が日本航空石川を上回るのは難しいように感じます。
ただ、ぶっちゃけ北信越の出場校が一番読めないので個人的な予想を1つ。
北信越の2校目として、金沢商業が面白い存在なのではないかと!
大半の方が「は?」という感じかもしれませんが、一応根拠を。
・石川大会準決勝で星稜と8回まで0対0の接戦
・北信越大会で富山1位の高岡向陵にコールド勝ち
・米澤拓海投手と甲斐舜一郎投手の二枚看板が良い
兎にも角にも県大会と北信越大会を通じて、星稜を一番苦しめたチームですね…!
北信越大会では佐久長聖に敗れたものの0対1のスコアでしたし、石川の21世紀枠にも選出されていました。(全国の21世紀枠選考からは漏れています)
ということで、北信越の出場校予想は金沢商業とさせてください。
「いや、そもそも佐久長聖に負けとるやん」などツッコミどころはたくさんありますので、異論は認めます…!
参考:高校野球2019【秋の北信越大会】注目選手・組み合わせまとめ
近畿地区の出場校予想(2枠)
6の出場枠が設けられている近畿地区は、当確の4校に加えて2校が出場できることになります。
出場校の候補として、ベスト8まで残ったチームは以下の通りです。
・智弁和歌山(和歌山1位)
・明石商業(兵庫2位)
・奈良大附(奈良2位)
・京都翔英(京都1位)
ベスト8からは試合内容と地域性を考慮して出場校が決まるわけですが、準々決勝の結果は大きく二分することになりました。
智弁和歌山×智弁学園(13対17)
明石商業×大阪桐蔭(3対4)
奈良大附×天理(0対14)
京都翔英×履正社(3対10)
奈良大会を2位で勝ち上がった奈良大附は、同3位の天理に大敗を喫する結果に。
奈良からは天理と智弁学園の2校が当確となっていることも含め、2020選抜高校野球大会への選出は厳しいであろうと予想されます。
また京都大会を1位で勝ち抜いた京都翔英も履正社にコールド負けを喫しており、近畿地区からの出場校は智弁和歌山と明石商業を予想します。
参考:高校野球2019【秋の近畿大会】注目選手と見どころ・組み合わせまとめ
中国&四国地区の出場校予想(1枠)
中国・四国は両地区で5枠が設けられており、それぞれの優勝・準優勝校で4校が当確となっている状況です。
つまり各地区のベスト4からの選考が濃厚となりますが、候補となるチームは以下になります。
・創志学園(岡山1位)
・広島新庄(広島1位)
・高知中央(高知1位)
・岡豊(高知2位)
地区予選を上位で勝ち抜いてきた4校だけに予想も難しいのですが、選考の基準となる準決勝の結果に明暗が分かれました。
創志学園×鳥取城北(6対13)
広島新庄×倉敷商(4対7)
高知中央×明徳義塾(1対16)
岡豊×尽誠学園(2対13)
まず高知中央と岡豊の高知勢はいずれも準決勝に大差で敗れており、さらに四国大会を制した明徳義塾が当確となっているため2020選抜高校野球大会への出場は難しいでしょう。
よって残り1つの出場枠は中国大会からの選出が濃厚と予想されますね。
準決勝で鳥取城北にコールド負けを喫した創志学園と、優勝した倉敷商業と接戦を繰り広げた広島新庄。
順当に行けば後者が優勢であることは明らかですから、中国&四国地区の出場校は広島新庄と予想します。
参考:高校野球2019【秋の中国大会】注目選手・組み合わせまとめ
2020選抜高校野球の出場校予想まとめ
2020選抜高校野球大会への出場校予想を進めてきましたが、当確のチームを除いた予想は以下の通りです。
関東&東京の出場校予想 | 花咲徳栄 |
---|---|
北信越の出場校予想 | 金沢商業 |
近畿の出場校予想 | 智弁和歌山 |
明石商業 | |
中国&四国の出場校予想 | 広島新庄 |
当確の23校と上記の5校を合わせて28校。
ここに21世紀枠の3校と明治神宮枠の1校を含めた32校が2020選抜高校野球の出場校となります。
予想に関しては主観も強いので(特に北信越は)実際に選考が行われるまで何とも言えない部分もありますが…!ご自身の予想と合致している箇所はございましたでしょうか。
2020春のセンバツ甲子園を心待ちにする高校野球ファンの一人として、参考にしていただけたら幸いです!