2020注目の内野手

河西陽路(天理)のホームランが凄すぎる|確信歩きに野球ファン騒然

天理の左打者・河西陽路(読み方は「かわにし ひろ」)選手が話題になっています。

2019秋におこなわれた神宮大会・準決勝の中京大中京戦で、なんと1試合3ホームランの大暴れ。

九回二死からの打席では、打った直後にそれとわかる当たりで「確信歩き」を見せるなど、そのドラマチックな展開に鳥肌が立ちました…!

甲子園でも活躍に期待が高まる、天理の河西陽路選手を特集していきましょう。

天理・河西陽路のホームランが凄すぎる

2019神宮大会での活躍で一気に全国区になった天理の河西陽路選手ですが、九回二死からの同点ホームランは本当に素晴らしい当たりでした!


1点ビハインドの九回表、二死ランナーなしでの打席。

1ボール2ストライクと追い込まれながらもライトスタンドに運んだ一発は、全国の高校野球ファンに衝撃を与えましたね…!

捕らえた瞬間にホームランとわかる当たりで、すぐさま右手を高々と掲げながら悠然と一塁へと歩き出した姿は目に焼き付いて離れません。

高校野球ではほぼ見られない「確信歩き」に魅了された観客もたくさんいましたね…!

中京大中京のマウンドには2020ドラフト注目の高橋宏斗投手が上がっていましたから、その長打力と勝負強さを示すには申し分ない一打でした。

参考:高橋宏斗(中京大中京)はドラフト注目|球速だけでない豪腕の大物感

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天理・河西陽路の1試合3ホームランは神宮新記録

1試合3ホームランという素晴らしい活躍を見せた河西陽路選手ですが、大会史上初の新記録には本人も「練習試合でも打ったことがない」と話していました。

身長175cm・体重85kgのどっしりとした体格から柔らかいスイングで、1本目はバックスクリーンへ。

続く打席ではレフト前にタイムリーを放った後、2本目のホームランをライトスタンドに運んでいます。

4安打4打点で、うち3本がホームランとは驚異的な活躍ですよね…!

高校通算ホームランも10本に上り、これから更に量産体制に入りそうな雰囲気も感じさせます。

七番・ファーストでの出場でしたが、元々1年の2018秋にもベンチ入りを果たすなど、河西陽路選手の長打力は早くから期待されていました。

近畿大会で大阪桐蔭を封じて話題になった達孝太投手に続くニューヒーロー誕生で、2020春のセンバツ甲子園では俄然、天理が注目を集めそうです!

参考:達孝太(天理)はドラフト期待|球速以外の武器に注目の超大型右腕

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天理・河西陽路はドラフト候補にも名乗り

河西陽路選手が放った1試合3ホームランは神宮大会で初となったことはもちろん、高校野球の歴史においてもこれまで3人しかいないんですよね…!


ちなみに甲子園で3ホームランを達成している二人は、清原和博氏と平田良介選手です。

<PL学園・清原和博>
第66回全国高校野球選手権大会
1回戦 享栄戦

<大阪桐蔭・平田良介>
第87回全国高校野球選手権大会
準々決勝 東北戦

二人はそれぞれ甲子園での記録になりますが、この偉大な記録に並んだのは見事としか言いようがありません。

大舞台での活躍によって覚醒するのも高校野球の醍醐味の1つですし、河西陽路選手には2020ドラフト候補としても注目を浴びる左打者に成長してほしいですね!

余談ですが、河西陽路選手は1年秋にベンチ入りを果たしながら2019春・夏にはベンチ外でした。

さらには新チームとなった2019秋の近畿大会でも背番号13と悔しさを味わっているだけに、今後の飛躍がますます楽しみです…!

中学時代は巨人の主砲・岡本和真選手と同じ橿原磯城シニアの出身ですから、長距離砲としての成長を追い掛けていきたいと思います。

甲子園でのホームランにも期待しつつ、これからの河西陽路選手にも大いに期待していきましょう!

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