<2019ドラフト>

愛産大三河・上田希由翔はドラフト注目|通算40発超の日本代表候補

愛産大三河で1年秋から四番を任され、高校通算46本のホームランを放った上田希由翔(読み方は「うえだ きゅうと」)選手。

ゆったりとした構えから鋭い打球を放ち、ホームランだけではなく高い打率も残せる左の好打者です。

愛知県選抜も経験したほか2019春にはU18日本代表候補に選ばれたり、プロのスカウトも熱い視線を送っていますね!

2019ドラフト注目の愛産大三河・上田希由翔選手を特集していきましょう。

目次

上田希由翔の中学時代は幸田ボーイズ出身

上田希由翔(読み方は「きゅうと」)選手は岡崎市立南中学の出身で、野球では硬式の幸田ボーイズに所属していました。

希由翔というとても珍しい読み方の名前については「母の命名と聞いているが、由来をしっかり聞いたことはない」とインタビューで語っています。

中学3年時は左手首の骨折で手術をしていたこともあり思うような結果は残せず、中学時代には九番打者だったりもしていましたね。

ちなみに愛産大三河に進んだのは「地元の高校だから」というのが理由のようで、意外にも強豪校からスカウトされたりという選手ではなかったようです。

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愛産大三河・上田希由翔がドラフト注目の理由

ホームラン量産の長打力

身長182cm・体重82kgのゆったりとした大きな構えから、鋭いスイングが魅力の上田希由翔選手。

高校通算46本のホームランを放ったパンチ力は見事ですよね!


2018秋に愛知県選抜として豪州遠征に臨んだ際には、木製バットで3本のホームランを放つなど高い対応力も見せています。

ちなみにそのうちの一本は左中間へのホームランで、逆方向にホームランが打てるあたりもドラフトでは高く評価されるでしょう。

同じくドラフト候補の紅林弘太郎選手を擁する駿河総合との練習試合では5球団が視察に訪れていましたし、どの球団に指名を受けるのかが非常に楽しみです。

参考:紅林弘太郎(駿河総合)がドラフトで注目されるのも納得だと思った

打率も残せるバッティング技術

身長182cm・体重82kgの恵まれた体格を活かした豪快なバッティングもさることながら、柔らかいバッティングができるというのも上田希由翔選手の魅力です。

公式戦での通算打率は5割2分2厘と、ホームランだけでなく高い確率でヒットを記録していきました。


好投手との対戦経験が増えると更に適応能力が伸びていくでしょうから、プロで活躍する姿が楽しみですね!

ピッチャーとしての才能も

上田希由翔選手は2018秋からはエースナンバーの背番号1をつけ、最速137キロを投げるピッチャーとしても愛産大三河を引っ張っていました。

投手兼一塁手としてプレーしていたためドラフトでは野手としての指名が濃厚ですが、肩の強さを活かしてのコンバートもありえそうですね。

140キロ近い速球を投げているポテンシャルは見逃せないですし、随所にスケールの大きさを感じさせる選手と言えます。

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上田希由翔はU18日本代表に選ばれてほしかった

U18日本代表の一次候補には選ばれていたものの、上田希由翔選手は残念ながら日本代表メンバーには選ばれませんでした。

熾烈な競争であることは言うまでもないのですが、個人的には侍ジャパンの中でも十分に活躍できる選手だったなと…!

木製バットを苦にしないミート力の高さはすでに豪州遠征で証明済みですし、四番の石川昂弥選手らと共に世界大会で観てみたかった想いはありましたね。

プロで活躍できる資質は十分に持った選手ですから、この先の飛躍に期待して応援していきたいと思います。

参考:石川昂弥(東邦)のドラフトは野手で上位|中日の1位指名にも大注目

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上田希由翔はプロ志望届を提出せず進路は大学へ

ドラフトに注目が集まっていた上田希由翔選手ですが、プロ志望届は提出せずに2019ドラフトは見送る決断をしました。

理由としては、現時点では投手以外にファーストのポジションしか守れないこと。

今後は野手で勝負するうえで、守備位置が少ないと出場機会が限られてしまい、活躍できる可能性が低くなってしまうことを懸念したようですね。

進路としては東京六大学リーグを希望しており、2023年のドラフトを目指して頑張ってほしいものです!

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