日本全国で話題になった大船渡との決勝戦を制して甲子園出場を決めた花巻東。
大谷翔平選手・菊池雄星選手ら、先輩たちも成し得なかった連覇を果たしたことでも期待が高まっています。
ドラフト注目のエース右腕・西舘勇陽投手に注目が集まる一方で、非常にレベルの高い選手が揃っている野手陣も見逃せません。
甲子園での躍進に期待がかかる花巻東の注目選手をピックアップしてみました。
参考:西舘勇陽(花巻東)はドラフト注目|一戸出身の大器は夏に化けるか
目次
打線を牽引するイケメン先頭打者・向久保怜央
バットコントロールの巧い打撃
岩手大会決勝ではホームランを含む5打数3安打2打点の活躍を見せた、花巻東のリードオフマン・向久保怜央選手。
シングルヒットが出ればサイクルヒット達成という素晴らしい活躍を見せました。
この試合までは19打席で3安打と苦しんだものの、花巻東打線の中心となる左打者であることは間違いありません。
ミートが非常に上手く、コースに逆らわないバッティングは甲子園でも注目を集めるでしょうね!
高校野球岩手大会
決勝戦(岩手県営球場)
花巻東vs大船渡〈1回表〉右中間へのスリーベースヒット
向久保怜央(花巻東)#岩手 #高校野球 #第101回全国高校野球選手権 #岩手大会 #決勝戦 #花巻東 #向久保怜央 pic.twitter.com/Bf0Jt1lT4k— Kpop_photographer (@kpop_photograph) July 26, 2019
バットコントロールの巧さも光る左打者だけに、好投手との戦いでどのような対応力を見せるかも花巻東の躍進に大きく関わってくるでしょう。
岩手大会最多の6盗塁
向久保怜央選手は打撃センスに加え、俊足を兼ね備えていることにも注目です。
前述の通り岩手大会では苦しい打席が続いたものの6個の盗塁をマークしましたし、外野の間を抜いた打球でも次の塁を陥れるスピードがあるんですよね!
花巻東の先頭バッター向久保、右中間への当たりを俊足でいきなりスリーベース!
— とうきゅう (@tokyubase) July 24, 2019
50メートル5秒9の俊足は花巻東の攻撃において大きな武器になっているほか、センターの守備でも素晴らしい動きを見せていますから、その機動力にもぜひ注目していきましょう。
イケメンとしても話題になる
俊足好打の左打者として期待がかかる向久保怜央選手ですが、端正な顔立ちも甲子園で話題になりそうです。
イケメンのリードオフマンということで、覚えやすさもありますしね…!
向久保くんイケメン〜、モテそ〜(笑)
— KΛNΛ (@t____k0802) July 25, 2019
花巻東の向久保くん。イケメン✨プロ野球選手って感じ~( ³ω³ )
— まるゴマ (@marugoma) July 25, 2019
甲子園球場では人気の高さが流れを呼び込むことも少なくないですから、甲子園初出場の常田唯斗投手らと並び、イケメンとしても向久保怜央選手には注目が集まりそうです!
参考:常田唯斗(飯山)がイケメンすぎる|ドラフト注目右腕は性格も最高だった
華麗な守備で魅せる高橋凌
セカンドの守備は一級品
堅い守備を誇る花巻東のセカンドを守る俊足巧打の高橋凌選手。守備力の高さは目を見張るものがあり、再三にわたる好守で投手を盛り立ててきました。
守備範囲の広さはもとより柔らかいグラブさばきは一級品で、甲子園でもその華麗な守備は注目を集めるでしょう。
花巻東のセカンド高橋くん守備めちゃくちゃうまい!
守備範囲だけじゃなくてポジショニングも一級品!— 尾崎光真 (@KoumaOzaki) 2019年7月25日
難しい打球を難なくさばく場面が岩手大会でも何度も見られましたし、センターラインに安定感があるのは花巻東の強さの象徴とも言えますね。
シャープなバッティングも注目
また右打者の高橋凌選手は打っても二番を任されており、向久保怜央選手との一・二番は俊足コンビとして相手にプレッシャーを与える存在です。
さらには小柄ながらパンチ力もあり、長打を放つ力を持っていますから、攻撃面での活躍も非常に楽しみですね!
守備からリズムをつくる花巻東の中心とも言える高橋凌選手のプレーには、大いに期待したいと思います。
ベイスターズジュニア出身の四番・水谷公省
ホームランを打てるパンチ力
花巻東の四番を務めるのは神奈川出身の2年生・水谷公省(こうしょう)選手。
小学時代には横浜DeNAベイスターズジュニアも経験しており、身長182cm・82kgのどっしりとした体格から、鋭いスイングで長打が期待できる左の強打者です。
2019夏の大会でもホームランを放ち、持ち前のパワーを見せつけましたね…!
花巻東 期待の2年生四番 水谷くん!
逆転ツーランホームラン‼️全校応援の応援席も大盛り上がり‼️🙌📣 pic.twitter.com/baY9BVyctD
— Two-sword Style *しょ━たん* (@fighter11160) 2019年7月22日
まだやや粗さは目立つもののポテンシャルは高いものを持っており、 甲子園の打席でも強打に期待がかかります。
中村勇真主将らと組むクリーンナップは相手にとって脅威でしょうから、マークされる中でどんなバッティングを見せるかも注目です!
父親は横浜隼人の監督
余談ですが、強打者として注目の水谷公省選手は、父親が横浜隼人の監督であることも話題になっています。
横浜隼人を率いる水谷哲也監督の次男ですが、「公省」という名前の由来は「甲子園で優勝」という逸話も。
横浜隼人は神奈川大会で敗退したため親子対決とはなりませんでしたが、甲子園の舞台でも持ち前のバッティングを武器に、大いに暴れてくれることに期待しましょう!