京都の強豪・龍谷大平安で1年の2018夏からベンチ入りを果たし、秋からは中軸として活躍していた奥村真大(おくむら まさひろ)選手。
兄の奥村展征(現:東京ヤクルトスワローズ)の弟として、チャンスに強いバッティングと、堅実な守備から見せる強肩が魅力の大型内野手です。
中学時代は草津シニアでプレーし、高校でも才能が開花しつつある奥村真大選手は2020ドラフト注目の逸材ですね!
京都のドラフト候補として注目される、龍谷大平安・奥村真大選手を特集していきましょう。
目次
ドラフト注目の奥村真大は奥村展征と兄弟
奥村真大選手の兄は、年齢が7歳離れている奥村展征選手(現:東京ヤクルトスワローズ)。
高校では日大山形の四番打者としてホームランを放つなど、甲子園でも活躍を見せていたことは記憶に新しいですよね。
奥村真大選手の父・伸一さんも高校時代に甲西高校(滋賀)の選手として甲子園に出場してホームランを放った経験があり、現在は甲西高校の監督を務めています。
さらに奥村真大選手の祖父・展三さんも甲賀高校(滋賀)の監督として甲子園に出場経験があり、文部科学副大臣を歴任した経歴の持ち主だというのも驚きです…!
兄の奥村展征選手に続いてドラフトにも注目ですし、野球一家で育った奥村真大選手の将来性には大きな期待が掛かりますね!
龍谷大平安・奥村真大はバッティングに注目
ホームランに期待
ドラフト注目の奥村真大選手ですが、最大の魅力はバッティングにあります。
身長181cm・体重80kgと大型の右打者で、左足を大きく上げて軸足にしっかり体重を乗せつつインパクトを迎える打撃スタイルですね。
しっかり引き付けてスイングするためスタンドから観ていると「ちょっと詰まらされたかな」と思うこともしばしば。しかし、その打球がホームラン、もしくは外野手の頭上を越える打球になることが多々あるんですよね…!
リストの強さが成せる業かと思いますが、奥村真大選手の打撃には大きな将来性を感じます。
チャンスでの勝負強さ
また、龍谷大平安の奥村真大選手を語るうえで一番の魅力が、チャンスでの勝負強さではないでしょうか。
2019春のセンバツ1回戦の延長で見せた、0−0の均衡を破るタイムリー、2019夏の京都大会予選での満塁ホームランなどプレーに華がある選手なんですよね!
勝負強さは打点にも表れており、1年秋の近畿大会では4戦5打点、2年夏の京都予選では打率4割1本塁打7打点をマークしています。
龍谷大平安の名将・原田英彦監督も奥村真大選手が決勝タイムリーを打った試合のインタビューで「ああゆうシチュエーションが好きな奴、打ちよると思った。燃える男ですから」と唸るほどです…!
ホームランが期待できる長打力に加えて勝負強さもありますから、京都国際・早真之介選手らと並んで京都からのドラフトを沸かせてくれそうです。
ドラフト注目の龍谷大平安・奥村真大は身体能力も
龍谷大平安の奥村真大選手は、バッティング以外でも内野手としての守備も見ものです。
遠投100メートルを超える強肩の持ち主で、サードで堅実にゴロをさばき、ファーストへのスローイングも抜群。
ホットコーナーを務める選手として信頼を置けることはもちろん、守備面もドラフトでは高く評価されそうですよね…!
加えて奥村真大選手は50メートルを6秒前半と足も速く、球際に強い堅実な守備からは複数のポジションを守れそうな印象も受けます。
奥村真大は龍谷大平安からのドラフトに期待
龍谷大平安の奥村真大選手は「進路はプロ1本」と話していますが、攻守において将来が楽しみな選手であることは間違いありません。
ハートの強さも持ち合わせており、強気なプレースタイルも上で活躍できそうな選手だけにドラフトには期待が高まりますね…!
11回表 #龍谷大平安 1-0 #津田学園
龍谷大平安・奥村真大、タイムリーヒット pic.twitter.com/2u1JKLxFme— マツ (@baseball632) March 25, 2019
5月20日に甲子園中止が正式に決まり、兄の展征さんから電話での励ましを受け、すぐにプロの舞台での活躍に目標を切り替えたといいます。
2020春に野球部へ加入した伊藤愛都選手ら新入生も、ドラフト期待の奥村真大選手からは多くを盗んでほしいところ。
2020ドラフトにも期待しつつ、この先の活躍も応援していきましょう!
参考:伊藤愛都(龍谷大平安)は強肩強打|草津シニア出身捕手は全国区の逸材