石川の強豪・金沢龍谷で1年の2019夏から公式戦デビューを果たしている井上透摩(いのうえ とうま)投手。
入学当初から頭角を現し、2019夏の石川大会・小松工戦でも6回を投げて7奪三振1失点の好投を見せました。
中学時代は愛知豊橋シニアに所属し、東海選抜のエースにも選ばれた逸材なんですよね…!
2021ドラフト候補としても期待が高まる、金沢龍谷の井上透摩投手について特集していきましょう。
目次
井上透摩は中学時代に愛知豊橋シニアで東海選抜
左投げ左打ちの井上透摩投手は愛知県豊川市の出身で、豊川市立南部中学では硬式野球チームの愛知豊橋シニアに所属していました。
愛知豊橋シニアでは早くから投手としての才能が開花し、エースとして活躍。チームの全国大会出場にも大きく貢献しています。
また中学3年時には実力が高く評価され、東海選抜として台北市国際野球大会にも出場していますね!
東海選抜のエースとして、チームを準優勝に導く活躍を見せました。
【 #石川 】注目の金沢龍谷ルーキー左腕・井上が高校デビューマウンドで快投 https://t.co/W1OoEOj2e2 #野球 #baseball
— スポーツ報知 (@SportsHochi) July 20, 2019
東海選抜での活躍もあり、甲子園常連校からもスカウトされるなど、進路が注目される選手の一人だった井上透摩投手。
強豪校からの誘いを断って金沢龍谷に進学した理由は、地元の豊川高校でも指導していた青山弘和監督を慕っての決断だったんだとか。
金沢龍谷では1年夏から公式戦で好投を見せていますし、今後の活躍にも大きな期待が掛かります。
金沢龍谷・井上透摩はドラフト期待のサウスポー
精度抜群の変化球
まず井上透摩投手の大きな武器は、精度の高い変化球です。
キレのあるスライダーと球速差の大きいチェンジアップを抜群の制球力で操り、打者を翻弄するピッチングは見もの。
2019夏の石川大会2回戦・小松工戦では6回1/3を投げて7つの三振を奪っていますし、奪三振率の多さも見逃せません。
今年のチームは奥川がいて負けられないという思いばかり感じだが、新チームは奥川がいなくてどうなの?という別のプレッシャーと戦わなくてはならない。日本航空や遊学館、金沢など県レベルでも侮れないチームは多い。特に川崎、井上と二枚の投手がいる金沢龍谷は、相当不気味。
— gong_xia (@gentil0220) 2019年8月22日
金沢龍谷には最速148キロを投げる本格派右腕の川崎翔陽投手もいますし、二枚看板としても注目を集めていますね!
キレのあるスライダー・チェンジアップをはじめ井上透摩投手は変化球に強みがあるだけに、今後の活躍にますます期待がかかります。
球速もまだまだ伸びる
また井上透摩投手のピッチングにおいて、最速135キロを誇るストレートも1つの特徴と言えるでしょう。
肘が少し下がったスリークォーター気味のフォームから、右打者のインサイドへの角度ある真っ直ぐには注目したいところです。
同校初の甲子園出場を目指し、地元・愛知を離れ石川・金沢龍谷で戦う井上透摩(1年)。中学時代は愛知豊橋シニアで活躍。最速135㎞の直球を武器に、3年時には東海選抜のエースも務めた逸材。県内外の誘いの中から指揮官・青山弘和を慕い進学。身長181㎝体重65㎏の体躯はまだ発展途上。今後の活躍に期待! pic.twitter.com/l9wU6ieXlq
— 富山の高校野球 (@nozomilabu) July 21, 2019
身長181cm・体重65kgと細身の体格はまだまだ成長の途中ですし、さらに体重が乗ってくると球速も自ずと伸びてくるでしょう。
球速140キロを超えてくる可能性は十分に秘めていますから、2021のドラフト候補左腕としても注目ですね!
中学時代、共に東海選抜だった同地区の星稜・野口錬投手とは、北信越の注目サウスポー同士しのぎを削ってほしいものです。
参考:野口練(星稜)は中学で東海選抜|キレと投球術に注目のサウスポー
ドラフト注目・井上透摩は将来性十分
2019夏の石川大会で1年生ながら球速135キロのストレートと変化球のコンビネーションを見せ、2021ドラフト候補としても名前が上がっている井上透摩投手。
マウンドでの立ち姿からもスケールの大きさを感じますし、十分な伸びしろを持っている投手と言えるでしょう。
球速以上の強さを備えた左投手だけに、期待そのままにドラフト候補としても注目を浴びる投手に成長してほしいものですね!
金沢龍谷の躍進も楽しみにして、井上透摩投手の活躍を追い掛けていきたいと思います。