鳥取の強豪・鳥取城北で1年秋からベンチ入りしている河西威飛(読み方は「かわにし いぶき」)選手。
パワフルな打撃を武器に2019秋からも主力として活躍し、鳥取大会の優勝、そして中国大会準優勝に大きく貢献しました。
兵庫夢前クラブでプレーした中学時代には、野茂ジャパンにも選ばれた右の強打者なんですよね!
優れた打撃技術で鳥取城北打線を引っ張る、河西威飛選手について特集してみました。
目次
河西威飛は中学の兵庫夢前クラブで野茂ジャパン
右投げ右打ちの河西威飛選手は、中学時代には強豪の兵庫夢前クラブに所属していました。
チームでの活躍が評価され、中学3年時には野茂ジャパン(JUNIOR ALL JAPAN)に選出。日本代表として国際試合を経験しています。
徳山壮磨(大阪桐蔭3年)を輩出する強豪・兵庫夢前クラブ。今夏は圧倒的な強さでヤング選手権を制覇。常にその中心にいたのが、ヤングNo. 1捕手・河西威飛(3年)。天才的な打撃技術を誇り、今夏は14打数11安打の打率.785。ボーイズ日本代表にも選出。進学先は今春選抜優勝校との噂! pic.twitter.com/yC3pvMPjHt
— 富山の高校野球 (@nozomilabu) 2017年9月17日
ドラフト注目の履正社・小深田大地選手らとは日本代表でのチームメイトですから、この先での戦いにも注目したいところですね!
野茂ジャパンでも上位打線を任されたポテンシャルは素晴らしいものがあり、中学から全国トップクラスのバッティングには大いに期待したい選手です。
参考:履正社・小深田大地は中学で野茂ジャパン|ドラフト期待の大砲に注目
鳥取城北・河西威飛は抜群の打撃センスに注目
ホームランに期待
鳥取城北でも抜群の打撃センスを発揮している河西威飛選手は、ホームランを打てるパンチ力も大きな魅力の1つです。
河西威飛選手(鳥取城北7)
創志学園戦3番レフト。5打数3安打4打点。初回にチームを勢いつける見事なホームラン。5球変化球をファールにした直後。 pic.twitter.com/aZ4oWuGCFL— 兵庫人 (@shinzakiichi) 2019年11月3日
2019秋からは主に三番・レフトで鳥取城北の中軸を担い、中国大会準決勝・創志学園戦では5打数3安打4打点の大活躍。
初回にはレフトスタンドへ先制のホームランを叩き込み、チームに勢いを与えましたね!
際どいボールを立て続けにカットしての一発だけに、この打席からも対応力の高さが垣間見えました。
右方向へも強い打球
ホームランを打てるパンチ力に加えて、逆方向にも強い打球を飛ばせる点も河西威飛選手の強みです。
2019中国大会・南陽工戦では五回表二死満塁から、右中間を破る逆転のツーベースヒットを放ちました…!
チャンスで打てる勝負強さもありますし、1球で仕留める能力の高さも流石ですよね。
鳥取城北
三番 河西君
先制ツーランホームラン pic.twitter.com/VXHVXFa9SV— Leo (@BIC7Mjs8hZQ5NFT) 2019年11月2日
右方向に打てることで打率も高くなっていますし、ヒットを量産できるバッターとしても全国区になるポテンシャルは十分です。
同じく野茂ジャパンの好打者、中京大中京の西村友哉選手もリードオフマンとして優れた打撃センスを見せていますが、河西威飛選手の打席からは目が離せませんね!
参考:西村友哉(中京大中京)はドラフト期待|東海随一の先頭打者に注目
鳥取城北・河西威飛は守備でも強肩が光る
中学時代に野茂ジャパンに選出された河西威飛選手は、当時は捕手として活躍していました。
鳥取城北では主に外野手としてプレーしていますが、捕手経験を活かした強肩は健在ですね!
攻守に注目の逸材として、今後さらに知名度を上げることは間違いないでしょう。
また、チームでは努力家としても知られており、2019鳥取大会決勝・境戦の当日も会場入りする直前まで打撃練習を行っていました…!
そういった努力が今の結果に繋がっていると思いますし、チームメイトからも一目置かれる存在になっている理由でもあります。
鳥取城北の打線を引っ張る存在として、今後の成長にも期待しつつ応援していきましょう!