大型スラッガーとして早くから注目を浴びていた、酒田南の伊藤海斗(いとう かいと)選手。
身長188cm・体重90kgの恵まれた体格から、高校通算ホームランが30本を超え、左の長距離砲としてドラフトにも期待がかかります。
入学当初のくねくねしたフォームから「アナコンダ」のあだ名を付けられたというエピソードもありますね…!
2019ドラフトに注目の酒田南・伊藤海斗選手を特集してみました。
目次
伊藤海斗は中学時代にも県選抜に選出
左投げ左打ちの伊藤海斗選手は遊佐町立遊佐中学の出身で、軟式野球部でプレーしていました。
投打に高い実力を持ち、チームの中心選手として活躍。中学3年時には山形大会優勝も経験していますね!
また、ポテンシャルが評価されて中学3年時には県選抜にも選出されており、酒田南から同じくプロ志望届を提出した渡辺拓海投手とは選抜でもチームメイトでした。
大型選手として共に注目を浴びてきた二人だけに、ドラフトでの指名が楽しみです!
参考:渡辺拓海(酒田南)の球威に注目|覚醒に期待の144キロ巨漢右腕
酒田南・伊藤海斗はドラフト期待の大型スラッガー
中学時代にも県内有数のプレイヤーとして活躍していた伊藤海斗選手は、酒田南でも1年夏から背番号13でベンチ入りを果たしました。
その秋から四番に座り、早くから注目を浴びていたスラッガーですが、その魅力は何と言っても飛距離が出せるバッティングでしょう。
捕らえた打球の鋭さは目を見張るものがあり、高校通算ホームランは36本にまで伸びました…!
第71回秋季東北地区高校野球山形大会
酒田南の主砲 伊藤海斗君 初回の満塁弾含め長打3本6打点の固め打ち pic.twitter.com/gmfsfwULsW— Takassy (@Takassy710) 2018年9月24日
2016ドラフトで中日から3位指名を受けてプロ入りした、酒田南出身の石垣雅海選手よりも飛距離は上だと鈴木剛監督からも評価されていますね!
履正社・井上広大選手や常総学院・菊田拡和選手も右の大砲としてドラフトが話題になっていますが、これだけの体格を誇る選手はそうそういないですし、左の長距離砲として伊藤海斗選手の存在はドラフトを沸かせてくれそうです。
参考:常総学院・菊田拡和のドラフトに注目|驚異のスイングからホームラン量産
ドラフト注目の伊藤海斗は投手でも酒田南で活躍
左の大砲として注目が集まる伊藤海斗選手は、バッティングだけでなく投手としてもポテンシャルの高さを発揮していました。
長身から最速140キロのストレートを投げ込むほか、変化の大きいスライダーを操るなど大型左腕としても話題になっていた選手なんですよね!
東北屈指のスラッガーとして注目されてる酒田南の伊藤海斗だけど、投手としてもなかなかロマンある。2年秋の段階で140キロ出てたし、スライダーもエゲツない変化 pic.twitter.com/G2b6qc1ZHd
— ファームゲームイーター=RT83 (@huber_mambaken) 2019年3月16日
ドラフトでは野手としての指名になるかとは思いますが、外野の守備でもその強肩には注目していきたいところです!
アナコンダ・伊藤海斗は父母の愛情も凄い
アナコンダの異名をとる酒田南の伊藤海斗選手は、成長の裏に家族の強力なバックアップがありました。
「けがをしないことが一番」と、父の薫さんは栄養学を学ぶなどして食事での栄養管理に尽力。
母・美香さんと共に、疲労回復や栄養バランスに配慮した食生活を徹底したと言います。
伊藤海斗選手は出生時に4400グラム超えの巨大児だったとのことですが、家族の支えがあって現在のどっしりとした体格が作られたのは本当に素晴らしいですよね…!
ドラフトでの指名はもとより、今後の上のステージでの活躍も応援していきたいと思います!