<2019注目選手>

高下耀介(国学院久我山)には球速だけで語れない魅力がある

激戦の西東京大会を制して2019夏の甲子園出場を決めた、国学院久我山の高下耀介(たかした ようすけ)投手。

粘り強いピッチングが信条の右腕で、夏には全試合に先発している絶対的エースです。

この記事では、高下耀介投手の球速だけでは語れない魅力に迫りました。

 

目次

国学院久我山・高下耀介は真っ直ぐが良い

球速以上のキレ

国学院久我山のエース・高下耀介投手は、ストレートの最速が135キロと驚くほどの球威はありません。

それ故に球速表示だけを見れば普通のピッチャーに映りかねないですが、球速以上に真っ直ぐで差し込めるピッチャーなんですよね。

実際に、相手打者が振り遅れる場面はこれまでに何度も目にしてきました。


以前はサイド気味だったフォームをオーバースローに変えたことも、キレが増した要因だと語っていましたね!

長身からの角度

身長188cm・体重85kgの恵まれた体格を持つ高下耀介投手は、長身から投げ下ろすストレートの角度も大きな武器と言えます。

特に西東京大会準決勝で激突した東海大菅生との一戦で見せたピッチングは素晴らしく、 この試合で重ねた27個のアウトのうち15個がフライアウトだったんですよね…!


球速以上に厄介なストレートであることは間違いなく、オーバースローへのフォーム変更は色々な意味で大きな選択になりました。

腕の長さもありますから、想像以上に手を焼くボールと言えるでしょう。

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国学院久我山・高下耀介が持つ強さ

要所で決める変化球

また高下耀介投手はストレートを軸に、変化球とのコンビネーションも光ります。

球種はスライダーとスプリットを主に操っており、特にピンチの場面での精度は素晴らしいものがあるんですよね。

やや制球が甘いボールも見受けられる一方で、得点圏にランナーを置いた際には低めに正確なコントロールを見せることも大きな強みと言えるでしょう。

粘り強い投球

国学院久我山が勝ち進んできたのは高下耀介投手の活躍による部分も大きく、その真骨頂とも言えるのがマウンドでの粘り強さです。

甲子園初戦の前橋育英戦からもわかる通り、決して迎えるピンチが少ないわけではないのですが…!

2018夏からベンチ入りしているだけあり、精神的な強さがひしひしと伝わってくるピッチャーです。

要所を締めるピッチングで致命的な点数を与えない粘り強さも、高下耀介投手を語る上で欠かせない要素であると言えます。

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高下耀介はバッティングセンスにも注目

国学院久我山の高下耀介投手は打ってもクリーンナップを務め、バッティングでもチームを引っ張ります。


西東京大会では打率1割台と苦しんだものの、甲子園初戦では3安打3打点の大活躍。

一番のヒットを問われた際に、追加点を挙げた内野安打と答えるあたりも最高です…!

元々バッティングにも定評がある選手ですから、調子を上げてきているのは国学院久我山にとっても追い風になるでしょう。

二番・岡田和也右翼手ら好打者も並びますから、久我山打線の中心で見せる高下耀介投手のバッティングにも注目していきましょう。

参考:岡田和也(国学院久我山)がイケメンすぎる|抜群の打撃センスにも注目

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