コラム

それでも、高校野球が観たいんだ

2020選抜高校野球大会は中止になってしまうのか。

連日さまざまなニュースが流れる中で、高校野球ファンとしても非常にもどかしい想いを抱えている人も多いだろう。

もちろん僕もその一人だけど、ぶっちゃけ今回の件に正解なんてものは存在しないと思う。

どんな決定がなされたところで満場一致は難しいだろうし。全員がHAPPYなんてことを望むのが厳しいのは、もはや誰もが頭では理解しているはずだ。

小中高と全校休校になって、ただならぬ空気が世間的に流れているのもわかっている。

ただ、それでも高校野球が観たいんだ。

この記事ではただ単にそんな気持ちを書く。

いち高校野球ファンのエゴとして、もし良かったら読んでみてください。

2020選抜高校野球は中止になってしまうのか

3月19日から開催を予定している2020選抜高校野球大会。

この「春のセンバツ甲子園」をモチベーションに、冬を乗り越えてきた高校野球ファンは少なくないだろう。

仕事や家事・育児なども含め、広義では人生において、高校野球が心の支えになっている人はたくさんいるはずだ。

だからこそ「センバツが中止になってしまう」というのは非常に切ないし辛い。

ここ数日では、仕事中もそのことばかりが気になって仕方がないという方も多いのではないだろうか。

そんな中、昨日(2月27日)東京都高野連は、本来であれば3月14日に開幕予定だった一次予選の中止決定を発表した。

高野連はセンバツ甲子園の開催に関して「3月4日の選抜運営委員会で最善策を考える」とのコメントを出している。

休校中の練習はどうなるのかも含め、言わずもがな非常に難しい問題だと思う。

選抜高校野球の開催における判断材料

高野連が執り行う3月4日の議論では当然ながら、他スポーツの開催状況も1つの検討材料になるだろう。

参考までに、2月28日時点では以下のような決定が下されている。

プロ野球 2月29日〜3月15日のオープン戦全72試合を無観客試合に
サッカー 2月26日〜3月15日まで計94試合の延期を決定
ラグビー 2月29・3月1日、3月7・8日開催予定の計16試合の延期を決定
ボクシング 3月に予定していた試合の中止、延期を決定
大相撲 3月8日からの大阪場所も無観客開催の可能性を示唆

これを受けてネット上では

「高校野球は3月19日からのスタートだから開催できる!」

「いよいよ中止の可能性が高くなってきたな…」

相反する意見が飛び交っているが、実際のところ今後の見通しは誰にもわからないのが実状だろう。

「中止になるなこれは」と言っている人たちの中にも、最悪のケースを想定しておきたいという心が見え隠れしているように感じる。すごくわかる。

仮に中止という決定がなされた際に、ダメージを最小限に食い止めたい気持ちは僕も少なからずある。

高野連がどんな決定を下すのか(もはや高野連だけの問題ではなくなっているけれど)、いろんな想いが交じりあっていてどこか恐い。

お願いだから早く収束してください。

2020選抜高校野球の開催・中止は大きく5通り

予定通り開催されるのか、中止になってしまうのか。

2020選抜高校野球をとにかく観たい僕としては「なんとか開催を…!」との気持ちが先行してしまう面もあるのだけど、ひとまず冷静に整理する。

開催する場合と中止になる場合、大きくは以下のような分類になると思う。

開催 A:すべて予定通り
B:無観客開催
C:部員と父母、ブラバンのみ入場可
中止 D:出場校はなんらかの形で甲子園へ
E:また夏に頑張ってください

念のため記載したものの、「E」はどう考えても最悪手なので勘弁してほしい。さすがに幻滅する。

「D」に関してネット上では、夏の出場権を与える、あるいは開催時期をずらすなどの意見が見てとれたが、仮に開催を5月などに延期したとしても夏が近すぎて容易ではないだろう。

過去2010年には宮崎県で口蹄疫問題のため無観客試合の措置がとられたこともあるが、球児たちの晴れ舞台があまりに味気ないものになってしまう感じは否めないなと…。

お願いだから早く収束してください。

それでも高校野球が観たいんだ

最近ではニュースや報道で「不要不急」という言葉をよく耳にする。

そのたび、極めて曖昧な言葉だと感じる。

一般的に見たら「たかが野球」と笑う人もいるかもしれないが、高校野球ファンにとって甲子園は最重要事項といっても過言ではない。

こちとら高校野球が観たくて毎日頑張っとんじゃ!という気持ちの人もたくさんいるはずだ。

もちろん感染拡大を防ぐのが大事なのは明らかで、どんな判断が下されても文句など言わない。

ただ、それでも高校野球が観たい、というのが本音ではある。

…とまあ長いこと語ってきてけれど、言うまでもなく一番大事なのは高校球児たちだ。そして、それを支えてくれている家族や関係者の方々。

実際のところ、アーティストのライブやイベントの中止を見ても、運営側としても大打撃だろう。外野が好き勝手言えることではない。

難しい判断になることは百も承知だが、なんとか「球児たちにとっての最善」を一番に考えてほしい。

そして、仮に一般客が入場できない形になろうとも、全国への放送だけはぜひともお願いします。

頑張れ、高校球児

余談だが、ヤンキース・田中将大投手を擁した2006年の駒大苫小牧は本当に強かった。

夏には早稲田実業に決勝で敗れたものの、甲子園3連覇を懸けた戦いは高校野球ファンとしても記憶に残っているのではないだろうか。

しかし、あのときの駒大苫小牧も順風満帆ではなかった。

先輩部員の不祥事により、春のセンバツ甲子園の出場を辞退。やり場のない怒りや虚無感に駆られたことは想像に難くない。

ただそんな困難を退けたからこそ、あの夏の感動は生まれたように思う。

2020センバツ出場校の選手たちも今、いろんな想いがありながら過ごしているはずで、モチベーションを保つのが難しいかもしれない。国のトップすら混乱しているのだから、無理もない話だ。

だからこそ、かつてないような困難と戦っているからこそ、きっと今年の球児たちは強い。

だからどんな決定になろうとも、これまでどおり頑張ってください。

極めて微力ながら、心から応援しています。

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